女性ホルモンを活性化! 簡単にできるヨガのポーズをご紹介
公開日:2019/11/05 / 最終更新日:2020/06/21
家庭でも仕事でも責任が重くなる30代を迎えると、ホルモンバランスの乱れによる不調を感じるという女性が多くなります。こうした不調を少しでも和らげるためには、女性ホルモンを活性化させることが効果的です。
女性ホルモンは、日常生活にヨガを取り入れることで活性化することができます。
■ホルモンバランスが乱れていると、どんなことが起こる?
ホルモンバランスが乱れていると、疲労感が取れなかったり、頭痛やむくみなどを感じたりする人もいます。こうした症状は東洋医学では「未病」と言われていますが、これらはホルモンバランスの乱れによって起こっている場合もあるのです。
■女性ホルモンの活性化につながるヨガのポーズ
ホルモンバランスを整えるためには、規則正しい生活に加え、バランスのとれた食事や睡眠時間の確保が必要になります。しかし、生活習慣をすべて完璧に整えることは難しいという方も多いのではないでしょうか。そこで、短時間で行え、女性ホルモンを活性化する効果が期待できるヨガのポーズをご紹介します。
・合蹠のポーズ
床やマットなどの上に座り、左右の足の裏同士を合わせます。その状態で両手を前につき、息を吸いながら上体を起こし、背筋を伸ばした状態でしばらくキープしましょう。
さらに、ゆっくりと息を吐きながらおへそを足に近づけるように前屈します。同時に両手も前に出し、土下座のようなポーズをキープしてください。 息を吸いながら元の状態に戻るまでが1セットです。
・合蹠のポーズを応用
床やマットなどの上に座り、左右の足の裏同士を合わせます。その状態のまま右手で右足を、左手で左足をつかみ、膝を上下に動かして股関節をほぐしましょう。その後、マットと垂直になるように骨盤を立て、深呼吸をしながら上体を前方に倒します。この状態で深い呼吸を繰り返し、息を吸いながら上体をゆっくり起こして完了です。
・注意点
これらのポーズだけでなくヨガ全体に言えることですが、ポーズをとっている最中は呼吸を止めないようにしましょう。特に、上体を倒したり起こしたりするときには呼吸が止まりがちなので注意してください。
なお、ヨガは「安全かつ快適なポーズ」をとることが大切です。あまりポージングの方法などにとらわれすぎず、しっかりと深く呼吸することを意識しましょう。
女性ホルモンを活性化することで、未病を改善する効果が期待できます。紹介したポーズは広いスペースやまとまった時間を必要としないものなので、日常の中に取り入れて未病を防ぐようにしましょう。