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夏こそ重点的に! 夏の肌のためのスキンケアとは

公開日:2019/11/05 / 最終更新日:2022/02/01

佐藤 美佐藤 美副院長

夏こそ重点的に! 夏の肌のためのスキンケアとは

どんどん暑さが増すこの季節に、どんなスキンケアをするかで肌の美しさに差がつきます。夏の大敵である紫外線への対策はもちろんのこと、意外と大切になるのが保湿です。肌のベタつきが気になる時期なので、乳液やクリームなどを避けている方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと保湿することで肌を整えることができます。

■夏の肌に保湿が必要な理由

・エアコンの効いた室内にいる

夏になると空調を整えるために、一日中エアコンを使用している方も多いのではないでしょうか。除湿のためにドライモードでエアコンを使用しているという方はもちろんですが、通常の冷風モードでも空気中の水分量は減ってしまうため、肌の乾燥につながります。

・汗でうるおいが流れ出ている

屋外などの暑い場所にいると汗をかきやすくなり、体内の水分が奪われてしまいます。特に近年は、気温が40℃近くになることも多いため大量の汗をかきやすく、その分肌の潤いが失われやすいです。

・紫外線で肌のバリアが壊れる

紫外線を浴びることは、肌のバリア機能が低下する原因のひとつです。その結果、壊れたバリアの隙間からどんどん紫外線が入り込み、さらに乾燥を進める……という悪循環が起こってしまいます。

■正しい保湿の方法

・さっぱり系の基礎化粧品を使いすぎない

肌のベタつきが気になる夏は、洗顔料や化粧水などをさっぱり系のものに変えるという方も多いのではないでしょうか。しかし、オイルフリーでさっぱり系のアイテムはあまりお勧めできません。ベタつくからといって、さっぱり系のアイテムばかり使用していると、肌は皮脂を分泌しようとしてしまい、さらにベタつく……という悪循環になりかねません。
特に洗顔料は肌から直接潤いをなくしてしまうアイテムなので、洗顔後はしっかりと保湿することが大切です。

・化粧水のあとはしっかり油分でフタをする

肌がベタつくからといって乳液などを使わないと、しっかりとした保湿ができません。化粧水だけで終わらせず、必ず乳液やクリームなどを上から塗るようにしましょう。オールインワンのジェルなどを使いたい方は、1アイテムで化粧水・美容液・乳液の3つの役割を担っていることを忘れず、量も3倍ほど多めにつけるように心掛けてください。

夏の肌は乾燥する要素がたくさんあります。肌表面がベタついているからといってオイルフリーの基礎化粧品ばかり使ったり、乳液などを使わなかったりすると、かえって肌の乾燥を進めることになってしまうため注意が必要です。
夏こそしっかりとケアをして、健やかな肌を保ちましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

佐藤 美

佐藤 美副院長さとう よしみ

シロノクリニック恵比寿

結果に差を出すエキスパート 技術の高さや経験はもちろん、髙いセンスも重要視される美容医療。そのすべてに長けている精鋭のドクター。ホスピタリティの気持ちを忘れず、きめ細かな対応で患者さまの笑顔のためなら努力を惜しみません。

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