アートメイクの持続期間は? 長持ちさせるコツはあるの?
公開日:2019/11/04 / 最終更新日:2020/06/18
アートメイクは「汗や洗顔でも落ちないメイク」ですが、皮膚の表皮部分に着色する施術のため、時間の経過とともに自然と薄くなっていきます。しかし気に入ったアートメイクは、できるだけ長持ちさせたいですよね。そこで今回は、アートメイクの平均的な持続期間や長持ちさせるコツをご紹介します。
アートメイクの持続期間は?
アートメイクの持続期間は、基本的に2~3年です。アートメイクで着色する表皮は、ターンオーバーにともなって4週間程度のサイクルで生まれ変わります。その経過とともに着色した部位が剥がれ落ちるため、徐々に薄れていくのです。
新陳代謝が高い人は皮膚の生まれ変わりが早いので、持続期間が1~2年と短くなることもあります。個人差はありますが男性は基本的に新陳代謝が高く、女性よりもアートメイクの持続期間が短くなりやすいといわれています。
アートメイクを長持ちさせるコツ
ピーリングはなるべく控える
ピーリングは皮膚表面の角質を剥がすことで、新陳代謝を活発にさせます。アートメイクを施した部位におこなうと早く薄くなる原因となるため、なるべく控えたほうがいいでしょう。どうしてもピーリングをしたい場合は、着色した部位を避けることがポイントです。
こすらない
施術部位をこすると角質が剥がれて、早く薄くなってしまいます。スキンケアやメイク時にも、摩擦のダメージを与えないように優しく触れることが大切です。アレルギーなどでアートメイクの部位がかゆい場合は、症状に応じた治療を受けて摩擦を防ぎましょう。
保湿をする
皮膚が乾燥するとカサつきや皮剥けなどの影響で、色抜けが早まります。乾燥しやすい部位はしっかり保湿をして、皮膚と色素の両方を守りましょう。
ただし、過度の保湿でニキビができると、肌が再生するときに色が薄くなってしまいます。脂性肌なら油分の多いコスメを控えるなど、肌質に適したスキンケアを心掛けましょう。
傷をつくらない
傷ができた場合も、修復する際に皮膚の再生が活発になるため、色抜けが早くなります。怪我をしないことはもちろんですが、ムダ毛処理の際にカミソリなどで皮膚を傷つけないように気をつけましょう。
定期的にメンテナンスをする
「色が薄くなってきた」「デザインを少し変えたい」と思ったときは、クリニックでメンテナンスを受けましょう。色や形を改善することで、理想的なアートメイクを保つことができます。施術を受ける際は、あらかじめメンテナンスを実施しているクリニックを選ぶことが大切です。
アートメイクは永久的に持続するものではありません。トレンドによって変更しやすいという点は魅力的ですが、少しでも長持ちさせたいなら、施術部位に負担をかけないスキンケアやメイクを心掛けましょう。