運動効果は2倍以上!? 水泳ダイエットのメリット&ポイント
公開日:2019/11/04 / 最終更新日:2020/06/18
健康的に痩せるためには適度な運動が欠かせませんが、「どんな運動をすればいいか分からない」「ウォーキングやジョギングはどうも苦手」という方も多いのではないでしょうか。そんな方には、運動効率が高いとされる水泳がお勧めです。水泳で得られるダイエット効果やメリットを、無理なく痩せるためのポイントとあわせてご紹介します。
水泳ダイエットの効果・メリット
カロリー消費効果が高い
水泳ダイエットのメリットは、やはり何といってもカロリーの消費量が高いことです。水の抵抗があるため、陸上でおこなう運動の2~3倍のカロリーを使うといわれています。
たとえば体重50kgの人なら、ウォーキング(時速4.0km)60分の消費カロリーは158kcal、水泳(クロール)60分の消費カロリーは436kcalになります。これだけ見ても、水泳のダイエット効果がいかに高いかお分かりいただけるはずです。
脂肪を効率よく燃焼する
水泳は脂肪燃焼効果が高いことも明らかになっています。プールの水温は、30~31℃程度。このような体温より低い温度の水に入ると、体が多くの脂肪を燃焼し、熱を作り出そうとするのです。
また、プールに入ると体に水圧がかかり、末端の血管が刺激されます。この作用で血流が促進されることも、代謝の向上につながります。
水泳ダイエットを成功させるポイント&注意点
準備運動をしっかりおこなう
プールに入る前には、準備運動が必要です。10分ほどの時間をかけて、手首、肩、ふくらはぎ、足首など、パーツ別のストレッチを丁寧におこないましょう。水泳中の怪我を防ぐとともに、血流を促進して代謝を上げる効果が期待できます。
30分~1時間を週1回から
水泳をはじめとした有酸素運動は、20分以上続けると脂肪燃焼効率がアップします。ダイエットを成功させたいなら、短くても30分は泳ぐようにしましょう。
泳ぎ方はクロールや平泳ぎなど、自分の続けやすいもので構いません。ただし、長時間の水泳は体に負担になるので、長くても1時間程度に留めることをお勧めします。
また、結果につなげるためには回数も大切です。慣れないうちは週に1回から始めて、慣れてきたら週に2~3回まで増やすと良いでしょう。
空腹・暴飲暴食に注意を
水泳は消費カロリーが高いため、運動後は空腹を感じやすくなります。その空腹に負けて食べすぎるとせっかくのダイエット効果が台無しになってしまいますから、量とバランスを考えて食べることが大切です。泳いだあとは筋肉の修復を促すために、鶏胸肉や大豆製品などのタンパク質豊富な食材を選んで食べましょう。
水泳は消費カロリーが高いだけでなく、リフレッシュ効果やリラックス効果なども得られる運動法です。泳ぐことが好きな方は、自分のペースで楽しみながら挑戦してみてはいかがでしょうか。