■ビタミンCを含む食材

ビタミンCは美白効果があることなどで知られていますが、実はストレスにも有効です。
人間はストレスを感じるとアドレナリンと呼ばれるホルモンを大量に分泌して、ストレスに対抗しようとします。
ビタミンCには、このアドレナリンの生成を助ける働きがあるのです。
摂取量の目安は1日100mgですが、ストレスが多いと消費量も多くなるため、積極的な摂取を心掛けましょう。

・いちご

いちごには100gあたり62mgと、果実の中では一番ビタミンCが含まれています。ビタミンCは熱を通すと壊れてしまいますが、いちごはそのまま摂取することができるので効率的です。
ビタミンCには風邪をひきづらくしたり貧血を予防したりする効果もあるため、体調管理のうえでも効果的です。時間のない方でも取り入れやすいので、ぜひ試してみましょう。

■ビタミンEを多く含む食材

ビタミンEもビタミンCと同様に、ストレスと戦うホルモンであるコルチゾールの生成を助けます。
さらにビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほどアンチエイジング効果が高いため、肌や体が気になるという女性にも摂ってほしい食材です。

・アーモンド

アーモンドはビタミンEを非常に多く含む食材で、コンビニなどでも手軽に買えるのがうれしいポイントです。
日頃ストレスを感じやすいという方は、お菓子のかわりにアーモンドをつまんでみるのはいかがでしょうか。

・うなぎ

アーモンドと比較すると含有量は少ないですが、うなぎもビタミンEの含有量が多く、お勧めしたい食材です。
うなぎは疲れに効くビタミンB1も豊富なので、心身ともに健やかな状態になりたいという方はぜひ試してみてください。

・ビタミンEを上手に摂るポイント

乳脂質を含む製品とあわせて摂取することで、ビタミンEの吸収率は高まります。
生クリームやチーズ、アイスクリームなどのような乳脂質を含んだ食品を、アーモンドと一緒に食べるようにするのも良いでしょう。

ビタミンCもビタミンEも身近な食材から気軽に摂取することができるので、イライラを感じたときには積極的に取り入れてみてください。
日々の生活の中で何らかのストレスを感じてしまうことは避けられませんが、ビタミンの力を借りてストレスとうまく付き合っていきましょう。