夏カゼ対策にはこれが効く! 免疫力アップの決定版
公開日:2019/11/02 / 最終更新日:2020/06/21
普段は健康なのに、なぜか毎年夏カゼにはかかってしまうという人も多いでしょう。
夏の暑さと湿気を好むウイルスが蔓延したり屋内外での寒暖差が激しかったりするせいで、自律神経が乱れて体温調節ができなくなった結果、カゼを引きやすくなってしまうのです。
そこで、夏カゼに打ち勝つためには免疫力を上げておくことが必要になります。
■免疫力を上げるには、どうしたらいい?
・自律神経を整える
免疫力は自律神経と深い関わりがあります。
先ほども触れた通り、夏は屋内外の寒暖差が激しいため自立神経が乱れてしまいカゼを引きやすくなります。逆に言えば自律神経を整えておくことで、たとえ寒暖差があってもカゼを引きにくい体になることができるのです。
【寝る前にスマホやパソコン、テレビを見ない】
自律神経を整えるにあたっては睡眠を取ることが大切です。最低でも6時間は睡眠時間を確保したいところですが、睡眠は時間だけでなく質も重要になります。寝る前に脳にストレスを与えてしまうと睡眠の質が下がってしまうため、6時間寝たとしても自律神経が整いません。
スマホやパソコン、テレビなどは寝る3時間前にはオフにしておきましょう。仕事をしたり電話をしたりするのもお勧めできません。
【お風呂に浸かる】
ぬるめのお湯のお風呂に浸かると、副交感神経が優位になりリラックスした状態になります。
さらに、寝る1時間前にお風呂から上がることで、寝るまでに体温が適度に下がり入眠しやすくなるので、良質な睡眠を得るという点からもお風呂に浸かるのはお勧めです。
・腸内環境を整える
腸には食べものを消化するだけでなく、ウイルスなど外部から入ってきた有害なものを排出する役割があります。免疫力の7割は腸にあると言われているほどで、腸内環境を整えることは免疫力を高めるためにも重要です。
腸内環境を整えるための方法をご紹介します。
【善玉菌を増やす食品を食べる】
納豆や味噌といった発酵食品には、乳酸菌や善玉菌といった腸内環境を整える菌が豊富に含まれています。 ヨーグルトやチーズも善玉菌を多く含む食品なのでお勧めです。
【食物繊維を摂取する】
食物繊維は善玉菌のエサとなって、間接的に腸内環境を整えてくれます。バナナや納豆などの手軽に取り入れやすい食材は日々の食事に取り入れやすいでしょう。白米を玄米や麦飯に変えるのもお勧めです。
免疫力を上げるためには自律神経と腸内環境を整えることが大切です。ご紹介した方法を参考に体質改善をしていくことで、夏カゼに負けない体づくりを目指しましょう。