■洗顔を見直してみる

夏のメイクが崩れやすい理由には、汗だけでなく皮脂もあげられます。皮脂が過剰に出ているとメイクが崩れてしまうというのも間違いではありませんが、皮脂を取りすぎてしまうこともメイク崩れにつながってしまうのです。

夏はついさっぱりとした洗いあがりの洗顔料を使ったり、何度も洗顔したりしてしまいがちです。
ところが顔を洗いすぎは皮脂を取りすぎることにつながり、乾燥を引き起こしてしまいます。肌が乾燥することで化粧ノリが悪くなったり、せっかくのメイクが崩れたりしてしまうこともあるのです。

そこで、メイクをキープする土台作りとして、まずは洗顔を見直してみましょう。洗浄力が強すぎない洗顔料とぬるま湯で顔を洗い、保湿までしっかりとするように心掛けると、肌のバランスが整うためメイクが崩れにくい肌になります。

■メイク直前のパックで、顔に汗をかきづらくなる

メイク直前に5分から10分ほど顔にパックをしてみてください。肌に水分を含ませることで肌の温度が下がるため、汗や皮脂が出づらくなります。
化粧水をひたしたコットンを使うのもOKです。

■夏メイクで押さえておきたいポイント

夏だからこそ気をつけたいメイクのポイントがあります。ポイントを押さえたメイクで夏を乗り切りましょう。

・日焼けしているのに、同じファンデを使い続けるのはNG

いくら頑張って紫外線対策をしても、日焼けしてしまうこともあるでしょう。
日焼けによって普段使っているファンデーションの色が合わなくなったと思ったら、普段使っているものに1トーン暗い色のファンデーションを混ぜて使ってみてください。
肌とまったく同じ色のファンデーションを探すのは難しいですが、混ぜることで微妙な日焼けにも対応できるのでお勧めです。

・アイラインがにじむときは、上からアイシャドウを重ねる

夏は知らない間にアイラインが溶けたりにじんだりしてしまいがちです。
汗や皮脂などでアイラインがにじんでしまうときはまずアイラインを引いて、その上に似た色のアイシャドウを重ねましょう。アイシャドウがアイラインをコーティングしてくれるため、にじみ対策になります。

ちょっとしたコツを実践するだけで夏のメイクは崩れにくくなります。ご紹介したのは簡単なテクニックばかりですので、ぜひ試してみてください。