レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

夏こそ要注意! 老け見えしないためのリップケア

公開日:2019/11/01 / 最終更新日:2020/06/21

牧野 輝美牧野 輝美先生

夏こそ要注意! 老け見えしないためのリップケア

どんどん暑くなってくるこの季節、リップケアはされていますか? 日焼け止めはしっかり塗っていても、唇までケアしているという方は意外と少ないかもしれません。

実は唇はとても紫外線に弱くデリケートなパーツです。どのようなケアをすれば紫外線のダメージを防ぐことができるのでしょうか。

■唇が紫外線のダメージを受けるとどうなる?

紫外線は唇にさまざまなダメージを与えます。たとえば、乾燥する・赤く腫れる・ヒリヒリする・ハリがなくなる・黒い斑点ができる……などが挙げられます。
唇が乾燥したりハリをなくしたりすると、老けて見えてしまったりメイク乗りが悪くなってしまったりするため注意が必要です。

■唇のケアが大切な理由とは?

唇の紫外線ケアが大切な理由は唇の構造にあります。

・水分が蒸発しやすい

唇には皮膚と違い皮脂腺がないため、皮脂を分泌させることができません。そのため水分が蒸発しやすく、うるおいをキープすることが難しいのです。

・唇表面を保護する働きが弱い

唇には「メラノサイト」と呼ばれる細胞がきわめて少ないため、唇表面を保護する働きが他の皮膚よりも弱いです。また、角層も皮膚に比べると非常に薄いため、紫外線の影響をダイレクトに受けてしまいます。

■紫外線ケアはどのようにすればいい?

非常にデリケートな唇ですが、どのようなケアをすることで紫外線から守ることができるのでしょうか。唇をケアするためにお勧めの方法を、予防と日焼け後に分けて解説します。

・予防にはビタミンE入りのリップを使う

紫外線から唇を守るためには、リップクリームで保湿することが何よりも大切です。
中でもビタミンEには抗酸化作用や血行をよくする働きがあるため、唇のハリをキープできます。紫外線カット効果があるリップなら、さらに効果が期待できます。日常使いには、SPF20くらいのものがお勧めです。
また、ビタミンEには新陳代謝を促す効果もあるため、予防としてだけでなく日焼けしてしまった際にも塗っておくとよいでしょう。

リップを塗るときは横ではなく縦ジワに入れることを意識すると、さらに効果が高くなります。リップは食事などで落ちやすいので、こまめに塗り直すようにしましょう。

・日焼けしてしまったら、リップパックを!

唇が日焼けして熱いというときはクールダウンが必要です。氷水などで火照りを冷まし落ち着いたあとでも、皮がめくれているときには無理に剥がさずにスクラブなどでやさしくオフしましょう。
その後、ケア効果の高いリップクリームや唇用の美容液をたっぷりと塗り込み、ラップで密閉して10分ほど置きます。
使用するリップは予防と同様にビタミンEが入っているものがお勧めです。定期的にパックすることでプルプルの唇に近づきます。

唇を保護するうえでベストなのは紫外線に当たらないことです。日頃から日傘や帽子などで紫外線をガードしたうえでリップケアを行い、若々しくハリのある唇を手に入れましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

牧野 輝美

牧野 輝美先生まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

牧野 輝美先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック横浜院

シロノクリニック横浜院

〒220−0011

神奈川県横浜市西区高島2丁目19−12 横浜スカイビル 16F

0120-965-454