あなたも当てはまるかも……シミができやすい体質の特徴とは
公開日:2019/11/01 / 最終更新日:2019/11/01
シミができる主な原因は、紫外線や摩擦などの刺激です。しかし、同じような刺激を受けても、体質によってシミができにくい方とできやすい方がいます。シミはどのような体質の方にできやすいのか、対策方法と一緒にご紹介します。
シミができやすい体質の特徴とは
色白である
そもそもシミの原因になるメラニンは、紫外線などの刺激から細胞を守る盾のような役割をしています。しかし色白の方はそのメラニンが生まれつき少なく、ダメージを受けやすい傾向があります。そのせいでちょっとでも刺激を受けると脳から「肌を守るためにメラニン色素をたくさん作れ!」という司令が出て、シミができやすくなってしまうのです。色白の方は日焼け止めを厚めに塗るなど、より入念な紫外線対策が必要といえるでしょう。
顔の彫りが深い
日本人は縄文人と弥生人の血を引いていますが、縄文人の遺伝子を強く受け継いでいる方のほうが、シミができやすいといわれています。縄文人タイプは以下のような特徴があり、当てはまる方ほどシミのリスクが高いと考えられます。
・顔の彫りが深い
・くせ毛である
・目が二重
・目が大きい
・鼻の下が短い
・鼻が高い
・耳垢が湿っている など
疲れやすい
シミを防ぐためには、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養が欠かせません。しかし疲れやすい方は胃腸の消化吸収力が弱く、栄養が不足しやすい傾向があります。納豆、ほうれん草、トマトなど、栄養価が高く消化しやすい食品をよく噛んで食べることが大切です。
便秘や膨満感に悩まされやすい
便秘や膨満感に悩まされやすい方は、老廃物の排出が遅れる影響でシミができやすくなります。軽い運動やお腹のマッサージなどで腸を動かし、老廃物を溜め込みにくい体に整えましょう。腸内環境を改善する発酵食品や食物繊維などの摂取も効果的です。
イライラしやすい
イライラしやすい方は、ストレスや冷えなどの影響でホルモンバランスが乱れている可能性があります。ホルモンバランスが崩れると色素沈着が起こりやすくなり、シミや肝斑の原因になってしまうもの。ストレスを積極的に解消したり、入浴や運動などで体を温めたりするなどの対策をおこないましょう。
眠りが浅い
眠りが浅いと肌のターンオーバーが停滞し、メラニン色素が蓄積しやすくなります。スマホやパソコン、テレビなどは脳を興奮させるので、就寝前は極力見ないようにしましょう。コーヒーやチョコレートなど、カフェインを多く含む飲食物も、夕方以降はできるだけ控えることをお勧めします。
シミ体質でも諦めず、丁寧なケアを続けることが大切!
いずれの場合も、入念な紫外線対策や生活習慣の改善を行うことでシミの発生を防ぐことができます。「シミができやすい体質だから……」と諦めずに、今できることから始めてみましょう。