肌が若返ってハリがよみがえる「リジュラン注入」とは
公開日:2019/11/01 / 最終更新日:2019/11/01
肌のハリが低下すると、シワやたるみ、ほうれい線など、あらゆる老化現象が目に見えて現れてしまうもの。そのようなハリの低下によるお悩みには、リジュラン注入がお勧めです。リジュランとはどのようなものなのか、期待できる効果とあわせてご紹介します。
リジュランとは
リジュランは、肌そのものを若返らせる注入療法です。皮膚組織の再生に有効な「ポリヌクレオチド」を2%配合した製剤を注入することで、以下のような効果が期待できます。
リジュランの効果
皮膚の再生を促す
リジュランの主成分「ポリヌクレオチド」には、線維芽細胞を活性化する働きがあります。そもそも線維芽細胞とは、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどを作り出す細胞のことです。その細胞を活性化することで、皮膚の再生が促され、ハリや弾力を回復させることができるのです。リジュランは皮膚の薄い目の周りにも有効なため、目元のシワやたるみ、黒クマなどの改善に適しています。
皮膚を厚くしてバリア機能を高める
リジュランによって線維芽細胞が活性化すると、皮膚細胞が増殖します。それによって皮膚の厚みが増し、バリア機能を高める効果が期待できます。肌質を改善したい方、肌の赤みやニキビ跡にお悩みの方にもお勧めです。
ダメージを受けた皮膚を回復
線維芽細胞の働きが高まると、皮膚の自然治癒能力が高まり、ダメージを受けた皮膚を回復させることができます。紫外線や炎症などによるダメージを軽減することで、老化の予防にも役立ちます。
また、バリア機能が高まって皮膚の自然保護能力が向上するため、新たなダメージを防ぐ効果も期待できます。肌を若返らせたい方、肌の健康を取り戻したい方に効果的です。
リジュラン注入とヒアルロン酸注入の違い
注入療法というとヒアルロン酸注入が有名ですが、リジュラン注入とは大きな違いがあります。そもそもヒアルロン酸注入は、患部にボリュームを与えることでシワやくぼみを改善する治療法です。注入する部位によっては不自然なふくらみが出てしまうこともあるため、細心の注意が必要になります。
対してリジュランは、注入した部分の皮膚そのものを若返らせることでシワやくぼみを改善する治療法です。リジュランは自分自身の肌に作用するため、より自然なハリを与えることができます。ただし、適した治療法は症状の現れ方や注入する部位によって異なります。自己判断せずに、信頼できる医師のもとで治療を行うことが大切です。
リジュランは皮膚が薄くて治療が難しいとされる目の周りやデコルテ、手の甲にも用いることができます。自然なハリと活力ある肌を取り戻したい方は、ぜひ一度ご相談ください。