ぽっこりお腹の解消に! 便秘対策には「朝納豆」が一番!
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/11/01
便秘が続くとお腹がぽっこりしてきたり、肌が荒れてきたりと、女性にとってはテンションが下がることばかりです。
しかし、「納豆を朝に食べること」だけで、便秘対策することができるのです。ここでは、なぜ納豆を朝に食べるだけで便秘の解消に繋がるのかをご紹介します。
■納豆が腸を正常化してくれる
便秘の解消に欠かせないのが、腸の調子を整えること。正常な働きをする腸にすることで、規則正しい排便を促すことができます。納豆のどんな働きが腸の調子を整えてくれるのか解説します。
・乳酸菌を増やしてくれる
納豆には乳酸菌や食物繊維が豊富に含まれています。乳酸菌も食物繊維も、腸内の善玉菌のエサとなります。善玉菌が活性化することで腸内環境を整えて、排便を促してくれるのです。
・腸をアルカリ性から酸性に戻してくれる
上記と関連し、善玉菌が活性化することでアルカリ性に傾いた腸が弱酸性へと戻ります。腸内環境が酸性に傾いていると、悪玉菌の働きが抑制されることで腸内を健康な状態に保つことができるのです。逆に悪玉菌の多いアルカリ性の腸では、ぜん動運動が促されず、便秘につながってしまいます。
■朝の摂取をお勧めする理由
納豆を摂取するタイミングは、朝がベストです。朝、納豆を口にすると、発酵食品の香りで体を目覚めさせ、消化器官が食べ物を消化するスイッチを入れることができるからです。朝食で内臓の活動を活性化させることも、便秘の解消につながります。そこで、乳酸菌を含んだ納豆も摂取すると、一石二鳥というわけです。
■朝納豆はいいことずくめ
・アレルギー症状が軽くなる
腸内環境を整えることで免疫機能がアップするため、アレルギー改善の効果が期待できます。腸内環境がよくなると、お通じがよくなるだけでなく免疫力も高まり、キレイな肌にもつながります。
・ガン予防になる
アメリカの研究では排便回数が週に2回以下の女性の4分の1に乳ガンの前ガン細胞(将来、ガンになる可能性のある細胞)が発見されました。しかし、毎日排便している女性は同じ前ガン細胞が20分の1しか見つかりませんでした。このことから、朝納豆で腸内環境を整え便秘を予防することで、ガン予防の効果が期待できます。
・こんな食品で代用もできます
納豆が苦手で食が進まない……という方にお勧めしたいのが、別の発酵食品をかわりに食べることです。発酵食品にはヨーグルト・キムチ・漬物・チーズなどがあります。甘酒や塩麹、醤油麹などを普段の食事に調味料として取り入れることもできます。ご自身で、キャベツなどの野菜を発酵させたものを作って食べるのもよいでしょう。
納豆を朝に食べることは、便秘の解消に効くだけでなく、アレルギーの症状を軽くしたりガンの予防ができたりといいことずくめです。朝納豆を賢く利用して、健康体を手に入れましょう!