「目の下のたるみ」にも種類がある? あなたのタイプを要チェック!
公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/11/01
オバサン顔の原因となる「目の下のたるみ」には、いくつかの種類があるってご存知ですか? 目の下のたるみはセルフケアでは改善しにくいため美容医療が効果的ですが、たるみの現れ方によって適した治療法は異なります。目の下のたるみをスッキリ解消するために、たるみのタイプとそれぞれに適した治療法を確認してみましょう。
あなたはどのタイプ? 目の下のたるみの種類
ふくらみが目立つタイプ
目の下がぷっくりとふくらんでいるタイプは、眼窩脂肪の突出がたるみの原因になっていると考えられます。目元の筋肉が衰えることで眼球の周りの脂肪が前に飛び出し、たるみを生み出してしまうのです。ふくらみの下に影ができ、黒クマが現れているのがこのタイプの特徴です。
ふくらみによる目の下のたるみには、眼窩脂肪を取り除く脱脂術が有効です。下まぶたの裏から眼窩脂肪を取り除く脱脂術なら、傷跡を残さず症状を改善できます。症状によっては、サーマクールなどの眼窩脂肪を縮小させる高周波治療が行われることもあります。
くぼみが目立つタイプ
くぼみが目立つタイプは、眼輪筋の衰えや眼窩脂肪の減少が原因です。目の下がくぼんで疲れて見えるのが特徴です。
くぼみの改善には、注入治療が適しています。ヒアルロン酸やベビーコラーゲンなどを注入することで、ふっくらとしたボリュームを与えることができます。効果の現れ方は医師の技術によって異なりますので、腕が確かなクリニックを選ぶことが重要です。
シワが目立つタイプ
シワが目立つタイプは、加齢によって皮膚の弾力が低下することで目の下のたるみが生じています。目元全体にハリがなく、皮膚が余っているのがこのタイプの特徴です。
皮膚の弾力が低下している場合は、高周波治療やレーザー治療が行われます。特殊なラジオ波やレーザーを照射することでコラーゲンが増生し、皮膚のハリを改善できます。また、肌そのものを若返らせるリジュラン注入も効果的です。
複合タイプ
複合タイプは目の下のふくらみやシワなど、さまざまな症状が重なっている状態です。この場合、複数の治療法を必要とします。
たとえばふくらみとくぼみが混合している場合は、眼窩脂肪を取り除く脱脂術をおこなったあと、注入治療をおこなってくぼみを解消するのが一般的です。症状により、超音波治療やレーザー治療が用いられることもあります。
タイプに適した治療で目の下をスッキリ若々しく!
目立ってしまった目の下のたるみは、セルフケアではなかなか改善できません。タイプに適した治療を受けて、たるみを確実に改善しスッキリと若々しい目元を取り戻しましょう。