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30代から始めよう 抜け毛・若白髪対策と正しいヘアケア

公開日:2019/10/30 / 最終更新日:2019/10/30

徳永 真理徳永 真理先生

30代から始めよう 抜け毛・若白髪対策と正しいヘアケア

若い頃は問題なかったのに、年齢を重ねると気になってくるのが髪のボリュームダウンと若白髪。特に、昔はしっかりしていたのに、どんどん髪がヤセてきたという方は注意が必要です。日々の習慣を見直して、健康的で豊かな髪を手に入れましょう。

■髪はなぜボリュームが減るの? 

髪がヤセたり減ったりする理由は人それぞれですが、髪も体の一部なので、不健康な生活を送っているとおのずとダメージを受けてしまいます。場合によっては病院にかかったほうがよいケースもありますから注意してください。ちなみに、一日の抜け毛が200本くらいでしたら、新陳代謝の範囲内なので気にする必要はありません。

・毛穴のふさがりが原因となっている場合

年齢を重ねるごとにボリュームが減っていくのは自然なことです。しかし、昔は太くてコシのある髪だったという方は、毛穴が詰まることで髪が細くなったり抜け毛が増えたりしている場合があるので注意しましょう。こうした方は、日頃のケアで改善していくこともあります。

■若白髪にできる対策は?

結論から言うと、白髪を作らせない方法はありません。若白髪ができる理由は体質や遺伝、ストレス、栄養不足や妊娠、睡眠不足などさまざまな理由がありますが、いったん白くなった部分は自然に黒く戻ることはないので、どうしても気になる場合は白髪染めをお勧めします。
ストレスや栄養不足が原因という方は、生活を見直すと白髪を減らせることもあります。白髪が目立つから抜く、という人もいますが、無理やり髪を抜くと毛穴の変形につながり、逆にトラブルの元になってしまいます。
今ある髪を生かして、キレイに見せられるように努力しましょう。

■自宅でできるヘアケア

体のケアは髪のケアにもつながります。ここでは簡単にできるヘアケアを紹介しますが、根本的に髪質を変えたいという方は、体質そのものを変えるよう健康的な生活を意識しましょう。

・全身のストレッチを習慣に

血液に乗って栄養は頭皮に届きます。なので、抜け毛や白髪の対策として血流をよくすることが重要です。全身をストレッチし、体内の血液を循環させましょう。頭皮を軽く揉むのもお勧めです。

・シャンプー前にはブラッシング

ブラシを使って、頭皮をマッサージするようにブラッシングします。頭頂から毛先に向かわせるだけでなく、首の付け根から頭頂に向かわせるなどいろいろな刺激を加えましょう。ブラッシングにはスカルプブラシを使うのがお勧めです。

・シャンプーは髪と頭皮の2度洗い

まずは髪表面を洗い、その後頭皮を洗うことで、しっかりと頭皮の汚れを落とすことができます。整髪料をつけている人は特にしっかり洗うことを心掛けてください。

・トリートメントは毛先のみ

トリートメントは頭皮につける必要はありません。頭頂からでなく、毛先のみつけるようにしましょう。もみこむようにつけると浸透しやすくなります。

・お風呂から出たら即、乾燥

しっかりとタオルで水分を取ったらすぐにドライヤーで乾かします。自然乾燥はパサつきや雑菌の繁殖の原因にもなりますから控えるようにしましょう。

抜け毛や髪のボリュームダウン、若白髪が気になる方は、ご紹介した方法と健康的な生活を送ることで、豊かな髪が蘇る可能性があります。栄養バランスや睡眠など、日々の習慣を見直して、健康的で豊かな髪を取り戻しましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

徳永 真理

徳永 真理先生とくなが まり

シロノクリニック銀座

「手術をしない美容医療によって、美しくすることができる」ところに魅力を感じて、美容皮膚科へ。注入箇所・量、デザインの精密な見極めが要求される、ボトックスやヒアルロン酸注入を得意としています。シロノクリニックのリーダー的存在、全治療のエキスパートです。

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