■基本はマスクで隠して、常時保湿

花粉症で鼻をかみすぎて、鼻の下が赤くなっている状態は、肌にとって正常な状態ではありません。そのため、荒れた肌を隠したいからといって、刺激が強いファンデーション等を必要以上に塗るべきではないでしょう。
ただし、ベースメイクには花粉や紫外線による刺激から肌を守る効果もあるため、すっぴんで出歩くのもNG。日焼け止め効果がある低刺激のBBクリームやファンデーションでしっかりとカバーしましょう。赤みが気になる場合はマスクをしておきましょう。花粉症の症状を和らげる効果もあるので、一石二鳥です。
また、鼻をかむたびにワセリンなどの低刺激な保湿剤を使用することも大切です。ティッシュによる刺激から、肌を守ることができます。
帰宅したら、すぐにクレンジングと洗顔でメイクと花粉を落とすことをお勧めします。

■荒れた鼻の下はオイルファンデとコンシーラーで赤みをカバー

赤くなっている状態で過剰にメイクをすることはお勧めしませんが、状況によってはマスクを取らなければならないこともあるでしょう。そんな緊急事態には、オイルファンデーションとコンシーラーを使って、乾燥と赤みの対策を行いましょう。
オイルファンデーションは通常のファンデーションよりもツヤ感が出るので、花粉症が原因で乾燥している場合は最適です。
ファンデーションだけでは赤みがカバーできない場合は、コンシーラーで赤みをコントロールしましょう。

■鼻の下を荒らさないための対策を

鼻の下がすでに荒れてしまった方もまだ荒れていない方も、花粉症シーズンは鼻の下を荒らさないための対策が欠かせません。
鼻をかむときのティッシュにもこだわり、保湿成分がたっぷり含まれているティッシュを使うことで、肌へのダメージを抑えることができます。それと同時に、肌全体の保湿をいつも以上に心がけてください。肌のバリア機能が低下すると、花粉の影響を受けやすくなるので、いつもよりも多めに基礎化粧品を使うという意識でスキンケアを行いましょう。
また、外出するときはベースメイクを欠かさず行い、外部の刺激から肌を守るようにするとよいでしょう。