憧れの色白肌に。白玉点滴の有効成分「グルタチオン」の効果・増やし方
公開日:2019/10/28 / 最終更新日:2019/10/28
「グルタチオン」は、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸から構成される成分です。高い抗酸化作用や解毒作用を持つため、白玉点滴などの美容医療にも利用されています。グルタチオンにはどのような効果が期待できるのか、体内に増やす方法と一緒にご紹介します。
グルタチオンはどんな成分?
グルタチオンは、人の体内にもともと存在する成分です。体内のグルタチオン量は20代がピークで、加齢とともに減少していきます。このことから、若さを保つために欠かせない成分として注目されています。
グルタチオンの効果
黒色メラニンの生成を抑える
グルタチオンは、日焼けやシミの元となる黒色メラニンの生成を抑える効果があります。黒色メラニンは過剰な活性酸素が原因で作られますが、グルタチオンにはその活性酸素の働きを抑える作用があるのです。また、グルタチオンは肌の色を明るくする肌色メラニンの生成を促すことでも知られています。日焼けやシミを防ぎ、透明感のある肌を手に入れたい方に有効な成分といえるでしょう。
エイジングケア効果
グルタチオンにはエイジングケア効果も期待できます。活性酸素による細胞のサビつきを防ぐことで、若々しい肌や血管を保ちます。血管が健康であれば肌にも栄養が行き渡るため、シワやたるみを防ぐことにつながります。
肝機能を高める
グルタチオンには解毒作用があり、肝臓の働きを助けてくれます。飲酒後に発生するアセトアルデヒドを無毒化するため、二日酔いの予防にも効果的です。
グルタチオンを増やす方法
グルタチオンを含む食べ物を摂取する
グルタチオンはレバー、肉類、酵母、キウイ、アボカド、キャベツ、ブロッコリー、にんじんなどに多く含まれています。グルタチオンは熱に弱いので、加熱が必要ないものはできるだけ生でいただきましょう。
ただし、食べ物から摂取したグルタチオンは体内でアミノ酸に分解されるため、吸収率はそれほど高くありません。もっと効率よく取り入れたい方には、グルタチオンを配合した白玉点滴がお勧めです。
肝臓に負担をかけない
体内のグルタチオンは肝臓で作られます。グルタチオンを減らさないためには、肝臓に負担をかけない生活を送ることが大切です。特にアルコールは肝臓を疲労させますので、できるだけ飲酒を控えたほうが良いでしょう。また、ストレスや睡眠不足を防ぐことも、肝臓の健康維持につながります。
グルタチオンは健康だけでなく、美容にも欠かせない成分として注目されています。若々しく過ごしたい方、白く透き通るような肌を手に入れたい方は、グルタチオンを美容に取り入れてみてはいかがでしょうか。