小鼻が臭い!? 顔からニオイが生じる原因&改善ケア方法
公開日:2019/10/20 / 最終更新日:2019/10/25
体臭が発生しやすいパーツといえば、脇や首周り、足などが代表的ですよね。しかし中には、「顔から嫌なニオイがする」と悩んでいる方もいらっしゃいます。特に小鼻は、ニオイが生じやすいパーツです。なぜ小鼻が臭ってしまうのか、ニオイを抑えるケア方法と一緒にご紹介します。
小鼻が臭い原因とは
試しに清潔な指で小鼻を触って、ニオイをかいでみましょう。指に付着した皮脂が臭う場合は、皮脂の酸化がニオイの原因になっていると考えられます。
皮脂が空気に触れて酸化すると、古い油のようなニオイがしてしまうのです。皮脂の分泌が活発な人、洗顔で古い皮脂を落とせていない人は、ニオイが発生しやすいでしょう。
小鼻のニオイを抑えるケア方法
正しい洗顔を行う
皮脂の酸化を防ぐためには、正しい洗顔を行って皮脂を洗い落とすことが大切です。重要なのは、洗顔料をしっかり泡立てること。きめ細かな泡を小鼻に乗せることで、古い皮脂が吸着されニオイの軽減につながります。
ただし、肌をゴシゴシとこするのはNGです。摩擦は肌の乾燥を引き起こし、かえって皮脂分泌を活発にさせてしまいます。洗顔料を小鼻に乗せたら、肌に直接触れずに泡だけを動かして優しく丁寧に洗いましょう。
保湿をする
先ほども触れましたが、肌が乾燥するとかえって皮脂の分泌量が増えて、ニオイの原因になることがあります。肌が乾燥しやすい洗顔後やお風呂上がりにはすぐに保湿をして、小鼻のうるおいを守りましょう。
ただし小鼻に油分の多い保湿剤を使うと、ベタつきやニキビの原因になってしまうことも。油分より水分を維持することが重要ですので、化粧水やゲルでのケアがお勧めです。
ストレス・睡眠不足を避ける
ストレスや睡眠不足は、皮脂の分泌を増やす原因になります。ホルモンバランスが乱れることで、皮脂の分泌を促す男性ホルモンが優位になってしまうのです。そのため、小鼻のニオイ対策にはストレスや睡眠不足の改善も欠かせません。適度な運動などでストレスを解消するとともに、夜には早めにベッドに入って十分な睡眠をとりましょう。
食生活を改善する
バターや肉類などの動物性脂肪、スナック菓子やスイーツなどの糖分ばかり食べていると、中性脂肪が増加して皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。動物性脂肪や糖分はなるべく控えめにして、酸化を抑えるビタミンが豊富な野菜や果物、質のいい油を含む魚やナッツ類をバランス良く摂取しましょう。
皮脂の分泌が活発だと、小鼻だけでなく額や頭皮が臭うこともあります。「顔周りから嫌なニオイがする」と感じたら、洗浄方法だけでなくスキンケアや生活習慣なども見直して、ニオイの軽減につなげましょう。