あなたは大丈夫? しこりニキビができやすい人の特徴&改善方法
公開日:2019/10/20 / 最終更新日:2019/10/20
しこりニキビは通常のニキビと違って、腫れや痛みを伴いなかなか治りにくいという特徴があります。では、そんな厄介なしこりニキビは、どのような方にできやすいのでしょうか? 肌トラブルによる憂鬱を繰り返さないために、しこりニキビができやすい方の特徴と適切な改善方法を見ていきましょう。
しこりニキビができやすい方の特徴とは
1. ストレスを抱えている
ストレスが肌荒れを招くことは、すでにみなさまもご存知のはずです。それと同じようにしこりニキビにも、ストレスが深く関わっています。過度のストレスを抱えると体が緊張状態になり、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。その影響で肌のターンオーバーが乱れたり皮脂の分泌が活発になったりして、しこりニキビができやすくなるのです。
2. 便秘がちである
便秘がちな方は、腸内環境の乱れがしこりニキビを誘発していると考えられます。腸内に老廃物が蓄積すると、発生した毒素が血液を介して全身に行き渡ります。それが最終的に皮膚から排出され、炎症を伴うしこりニキビを招いてしまうのです。
3. 体が冷えている
しこりニキビには、体の冷えも大きく関係しています。体が冷えて血液の巡りが悪くなると肌の新陳代謝が停滞し、炎症やうっ血が生じやすくなるのです。冷たい飲み物が好きな人、運動不足な人は慢性的なしこりニキビを招きやすいでしょう。
4. ニキビをついつい触ってしまう
「ニキビができると、気になってついつい触ってしまう」という方は多いです。しかしニキビに触れると雑菌が付着し、しこりニキビへと悪化しやすくなります。
また、「できたニキビを早く治したいから……」と、過剰な洗浄やスキンケアを行っている人も要注意。不要な刺激が肌のバリア機能を低下させ、炎症の悪化を引き起こすことがあります。
しこりニキビはセルフケアで改善しにくい
以上のように、しこりニキビには肌表面だけでなく、自律神経や腸内環境など体内の健康状態も深く関係しています。複雑な原因が絡み合っているため、しこりニキビは自然に治りにくく繰り返しやすいのです。
また、悪化した炎症を鎮めるためには、抗炎症作用のある治療薬が必要です。セルフケアで改善しようとしても限界がありますので、ニキビ治療に長けた美容皮膚科で診察を受けるようにしましょう。
以上、しこりニキビができやすい方の特徴をご紹介しました。しこりニキビは、体内の健康状態が乱れているサインでもあります。美容皮膚科での治療を受けるとともに生活習慣を見直すなどして、根本的改善につなげましょう。