爪が乾燥する原因は？

爪も髪と同じく肌の一種です。肌と同じように爪が乾燥する理由も多くあります。

・事務作業や水仕事
事務作業でたくさんの文書を扱ったり掃除などで水仕事をしていると、手の油分がなくなり爪も乾燥します。同様に、頻繁に手を洗う人も気をつけましょう。
また、食器を洗うときの洗剤は、界面活性剤と呼ばれる物質が入っています。
界面活性剤は汚れを落とすだけでなく皮膚の油分も取り去ってしまうため、手や爪の乾燥をまねきます。
ゴム手袋を着用するなど、できるだけ洗剤に直接触れないのが良いでしょう。
油汚れがひどいものはあらかじめティッシュやキッチンペーパーなどでふき取ることで、手や爪の乾燥を防ぐだけでなく、水道代の節約にもなり一石二鳥です。

・栄養不足
「爪は健康のバロメーター」ともいわれますが、栄養の偏りも爪の乾燥の原因です。
過度のダイエットをすれば、爪に縦スジが出たり黒ずんだりするだけでなく乾燥します。
特に亜鉛が不足すると爪が乾燥しやすくなるので、牡蠣やレバー、牛肉、シイタケといった亜鉛を多く含む食品を意識して摂りましょう。
とはいえ、これらの食品だけでは難しい場合もあるので、サプリメントを使うのも賢い選択です。

・紫外線
強い紫外線によって、肌だけでなく爪もダメージを受けるので手袋などで保護しましょう。
日焼けの後は、ハンドクリームや化粧水でしっかり保湿してください。

もう一手間かけたケアをするなら

爪が乾燥する原因はおおむね手や肌と同じですが、まったく同じようにケアをしていればよいのでしょうか？
ハンドクリームを爪に塗るのも悪くはないですが、爪には爪用のネイルオイルやキューティクルオイルを塗るとより効果的です。
オイルから爪に栄養とうるおいが行き渡り、今ある爪を再生するだけでなく、これから生えてくる爪も丈夫で健康なものになります。
また、先ほど述べたように爪も肌の一部なので、皮膚科などで専門家のアドバイスを聞いてみるのも良いでしょう。

爪の乾燥は、手作業の不便さを生むだけでなく、見た目の印象まで悪くしてしまいます。
美しい女性は、手元や爪の先まで気を使うものです。
みなさんも今日から「爪美人」を目指してみませんか？