シミ取りレーザー治療後のメイクで注意することとは?
公開日:2019/10/20 / 最終更新日:2019/10/25
たった数ミリ程度の小ささでも、シミがあるとオバサン顔の原因になります。美容皮膚科ではシミ取りレーザー治療が気軽に受けられますが、仕事やプライベートの予定が詰まっていると、治療後にメイクができるかという不安もあるでしょう。
そこで今回は、レーザー治療後の経過やメイクをする際の注意点についてご紹介します。
シミ取りレーザー治療後の経過
レーザーを照射するとシミはどのように変化するのか、経過を見てみましょう。
①初日~翌日
照射直後のシミは軽いやけどの状態です。個人差はありますが、赤みが出ることがあります。数時間後から翌日にはかさぶたができ始めます。
②3日目~5日目
かさぶたの色はだんだん濃くなり、カサカサした状態に変わっていきます。怪我をしたときのかさぶたとは違ってデコボコせず、焦げた薄皮が張りついているように見えます。
③6日目以降
かさぶたが自然にはがれ始めます。完全にはがれるまでの日数は人によって異なり、約1週間から2週間が目安です。かさぶたがはがれた後は周りの肌よりも薄いピンク色をしていますが、時間が経つとなじんでいきます。
レーザー治療後はメイクしてもよい?
かさぶたがはがれるまでの1週間程度は、治療部位のみメイクを控えましょう。治療後のシミはとてもデリケートな状態になっているので、摩擦などの刺激を加えると色素沈着を起こす恐れがあります。治療部位以外はメイクをしても問題ありません。
レーザー照射後の部位には保護テープを貼ります。かさぶたがはがれて目立たなくなるまでは貼り続けるので、治療部位が目立つ心配はありません。また、保護テープの上からであればメイクが可能な場合もあります。実際にレーザー治療を受けられた方は、外出時はマスクをつけて過ごすことが多いようです。
シミ取りレーザー治療後はスキンケアに注意!
かさぶたがはがれた後は治療部位もメイクができるようになりますが、しばらくは表皮が薄くて刺激に敏感な状態です。紫外線に当たるとメラニンが産生されて再びシミになりやすいので、必ず日焼け止めをぬりましょう。また、乾燥を防ぐために保湿を心掛けたスキンケアをしてください。
レーザー治療でシミは取りたいけど、ノーメイクで仕事に行ったり人と会ったりするのはためらいがありますよね。治療後はシミのあった部分以外はいつもどおりのメイクができますし、制限のある期間は1週間程度です。シミにお悩みの方は美容皮膚科のレーザー治療を検討してみましょう。