冬は太りやすいけど痩せやすい? 皮下脂肪を撃退するダイエット方法
公開日:2019/12/19 / 最終更新日:2022/05/11
冬太りなんて言葉もありますが、その一方で冬はダイエットに向いている季節だともいわれています。太りやすいのに痩せやすいなんて、一見矛盾していますよね。では、なぜそのようなことがいわれているのか、皮下脂肪を蓄積させない冬ならではのダイエット法とあわせてご紹介します。
冬は代謝が上がって痩せやすい!
「寒い冬は代謝も下がって太りやすい」と思い込んでいる方は多いでしょう。しかし寒いときほど、体温を一定に保つために多くのエネルギーが使われます。このエネルギーのことを基礎代謝というのですが、冬のほうが基礎代謝が上がって痩せやすいのです。
たとえば夏と冬、まったく同じ食事を摂って、まったく同じ運動量で過ごしたとしましょう。この場合、基礎代謝が上がる冬のほうが太りにくいと考えられています。
冬に太りやすいと感じる理由は?
冬は痩せやすいといわれていますが、実際のところ「冬は体重が増えて太る」という方がたくさんいらっしゃいます。その理由は、食事量が増えて運動量が減るためです。
冬は忘年会などの食べるイベントが多い割に、気温の低下によって外出や運動の機会が減少します。そのせいで、たとえ代謝が上がっていてもどんどん皮下脂肪が蓄積されて太ってしまうのです。
皮下脂肪を蓄積しないダイエット方法
スクワットなどの筋トレを行う
冬は運動不足によって筋肉量が減りやすい季節です。筋肉量が減ると、せっかく上がるはずの代謝が落ちて太りやすくなる原因になります。家の中で構いませんので、スクワットや腹筋などの筋トレを行って筋肉量を維持するようにしましょう。
生活の中でこまめに動く
脂肪の燃焼にはウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。しかし冬は寒くて、屋外を歩くのが億劫だと感じる方も多いでしょう。その場合は生活の中でこまめに動くことをお勧めします。
たとえばこまめに掃除をしたり、TVを見ながらヨガやストレッチをしたりするなど、日々の運動量を増やすことで脂肪の燃焼を促すことができます。
多く食べた日の翌日は食事量を減らす
皮下脂肪を溜めないためには、暴飲暴食を避けることが大切です。しかし冬場は忘年会や新年会などで、おいしいものを目にする機会が多いもの。
そんなときに我慢しすぎるとストレスの原因になるので、その場は適度に食べて翌日の食事量を抑えましょう。摂取カロリーを調整することで、余分な皮下脂肪の蓄積を防ぐことができます。
冬に皮下脂肪が蓄積すると、肌の露出が増える春や夏になってから後悔してしまうもの。鏡や体重計などで体をチェックしながら、無理なく健康的なダイエットを続けていきましょう。