血行不良やたるみは「顔コリ」のせい? 発生原因とチェック方法
公開日:2019/10/16 / 最終更新日:2019/10/25
肩や腰と同じように、顔にもコリが生じることがあるってご存知でしょうか。顔コリを放っておくと血行が悪くなり、顔色が暗く見えたり、たるみが生じやすくなったりなどの弊害が現れます。
では、なぜ顔が凝ってしまうのでしょうか。顔コリを引き起こす意外な原因と、今のコリ状態をチェックする方法をご紹介します。
顔コリの原因とは
無表情
肩や腰の筋肉が固まると、コリが生じて痛みを感じる原因になります。それと同じように顔コリが生じるのは、顔の筋肉がこわばるためです。
その原因の1つとなるのが無表情です。デスクワークやスマホの操作などで表情を動かさない時間が長いと、筋肉が固まってコリやすくなります。
常に同じ表情
接客業などで絶えず笑顔を作っている人も、顔コリが生じやすくなります。常に笑顔を作っているため、その形で筋肉が固まり、こわばってしまうのです。また、普段ずっと無表情の人が、友人や恋人などに会ってたくさん笑顔になると、一時的に顔コリが生じることがあります。
片噛み癖
食事をするとき、片方の奥歯だけで噛む癖がついていませんか? そのような片噛み癖は、片方の咀嚼筋のみを過剰に使うため、左右アンバランスな顔コリを引き起こしてしまいます。歯並びが悪くて片方でしか噛めない人は、日常的に顔コリが生じやすいので注意が必要です。
顔コリのチェック方法
顔を押してチェックする方法
まず鏡の前に立ち、頬の中央を指でぐっと押してみましょう。このとき「痛い」と感じる人は、筋肉が固まって顔コリが生じています。痛みを強く感じる人ほど、コリの症状も強いといえるでしょう。
その他にも口角の横、こめかみなどはコリが生じやすいポイントです。これらも押して痛みを感じるようなら、凝っている確率が高いでしょう。
生活習慣や顔の見た目でチェックする方法
以上に当てはまる人は、顔コリが生じやすくなっています。当てはまる項目が多い人は、顔の血行不良やたるみを招きやすいので、早めのケアが必要です。
・デスクワーク中心で人とあまりしゃべらない
・接客業で常に笑顔を作っている
・姿勢が悪い
・頬杖をつく癖がある
・歯ぎしりをする
・いつも決まったほうを下にして寝ている
・歯並びに歪みがある
・顔のパーツが左右非対称である
顔のコリは肩コリなどと違って痛みが現れにくいため、自分では気づかないことも多くあります。しかし顔コリを放置していると顔の老化が進んでしまうため、早めのチェックを心掛けましょう。