「頬の脂肪」がほうれい線を生む!? 今すぐ始めたい3つの対策方法
公開日:2019/10/15 / 最終更新日:2022/05/12
ほうれい線はシワではなく、頬のたるみと口周りの筋肉との境界線です。そのため、ほうれい線の予防には十分なたるみ対策が必要になります。そしてさらに、頬の脂肪にも注意が必要です。頬に多くの脂肪がついている人は、たるみによるほうれい線ができやすくなるといわれているのです。その理由を、対策方法とあわせてご紹介します。
頬の脂肪とほうれい線の関係
脂肪の重みで頬が垂れ下がる
頬に脂肪が蓄積すると、その脂肪によって頬が垂れ下がります。すると、口の周りに頬のたるみがかぶさるような形になり、ほうれい線が深くなってしまうのです。
脂肪によって肌の弾力が失われることも
脂肪細胞が肥大化すると、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が阻害されます。このことも、頬のたるみを進行させ、ほうれい線を深くする原因になります。
頬の脂肪によるほうれい線を防ぐ方法
ベロ回しエクササイズ
普段から無表情で、頬や口周りを動かさない生活を続けていると、顔に脂肪が蓄積しやすくなります。そうならないためには、できるだけ周囲との会話を増やすなどの対策が必要ですが、生活環境や仕事の関係で難しい方も多いでしょう。 そんな方には、以下のような舌を使ったエクササイズがお勧めです。毎日の習慣にすることで顔の筋肉が刺激され、脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。
①口を閉じたまま、舌で歯茎の外側をなぞる
②右回りに20回、左回りに20回なぞる
※慣れてきたら左右50回ずつくり返しましょう
適度なダイエットをしない
皮下脂肪を減らすためには、適度な食事制限や運動によるダイエットも必要です。ただし、過度のダイエットは肌荒れや代謝の低下を引き起こしますから、無理のない健康的なダイエットを続けるようにしましょう。ウォーキングなど、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動を取り入れると効果的です。
BNLS注射
「ダイエットをしても顔の皮下脂肪が減らない……」という方には、美容皮膚科で受けられるBNLS注射をお勧めします。皮下脂肪を溶解し、排出を促す成分を頬に注入することで、顔を引き締めながらほうれい線を防ぐ効果が期待できます。セルフケアでの改善が難しい場合は、美容皮膚科にお気軽にご相談ください。
ほうれい線が目立つと、顔の見た目年齢が5歳以上もアップするといわれています。ハリのある若々しい顔をキープするために、頬の脂肪を撃退する対策を取り入れていきましょう。