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そのブラッシングは間違い? 頭皮のたるみや薄毛を防ぐ正しい方法

公開日:2019/10/15 / 最終更新日:2019/10/25

江馬 潤江馬 潤医局長

そのブラッシングは間違い? 頭皮のたるみや薄毛を防ぐ正しい方法

髪の長い女性にとって、毎日のブラッシングは欠かせないものです。しかしそのブラッシング方法を間違えていると、知らず知らずのうちに頭皮を傷つけてしまいます。
頭皮にダメージが及ぶと、薄毛や顔のたるみの原因にもなってしまうもの。そのようなトラブルを回避するために、NGなブラッシング方法と改善方法をご紹介します。

頭皮を傷つけるNGブラッシングとは

髪の根元から一気にとかす

ブラッシングをするとき、髪の根元から一気にとかしていませんか。そのようなとき方をすると、髪が絡まっている場所でブラシが引っかかり、抜け毛や切れ毛を引き起こしてしまいます。また、髪が強く引っ張られるため、頭皮に大きな負担をかけてしまいます。

髪が塗れた状態でとかす

入浴後など、髪が塗れた状態でブラッシングすると、髪表面のキューティクルが剥がれて痛みやすくなります。また、髪同士が絡まりやすいため、抜け毛や切れ毛の原因にもなってしまいます。ブラッシングは起床後や入浴前など、髪が乾いているタイミングで行いましょう。

正しいブラッシングの手順と方法

ではここからは正しいブラッシング方法をご紹介します。頭皮を傷つけないように、優しい力加減で行いましょう。

STEP1.髪の絡まりを取り除く

まずは髪の絡まりを、毛先から取り除いています。毛先→中間→根元と、下から順にほぐしていくと、頭皮に負担をかけずに絡まりをほどくことができます。

STEP2.上から下へブラッシング

髪全体の絡まりがほぐれたら、頭皮に沿って上から下へとブラッシングしていきます。このとき力を入れすぎると、頭皮が下に引っ張られて、たるみの原因になります。気持ちいいと思える程度の力加減で、優しく丁寧にブラッシングしましょう。

STEP3.下から上へブラッシング

最後に、頭皮に沿って下から上へとブラッシングします。うなじや耳の上から、頭頂部に向かって撫でるように行いましょう。こうすることで頭皮の血行が良くなり、薄毛やたるみを防ぐ効果が期待できます。

ブラッシングを正しく行うと、髪や頭皮に付着した汚れやほこりが取れて、シャンプーもしやすくなります。また、髪のキューティクルが整いやすくなる効果もあるといわれています。いつまでも若々しく美しい髪と頭皮を維持するために、正しいブラッシングを行いましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

江馬 潤

江馬 潤医局長えま じゅん

シロノクリニック恵比寿

内科研修を経て、美容皮膚科に携わる。患者さまお一人おひとりの気持ちに寄り添い、丁寧に対応するよう心掛けています。人生を楽しく過ごせるよう、一人でも多くの方のお悩みを全力でサポートします。

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