皮膚科とエステでの脱毛の違いや特徴
公開日:2016/07/25 / 最終更新日:2020/12/23
この記事の目次
- 皮膚科とエステの違いとは?
- 皮膚科で行う脱毛の特徴
- エステで行う脱毛の特徴
- 皮膚科とエステ、それぞれのメリットとデメリット
皮膚科とエステの違いとは?
ムダ毛のないスベスベの素肌を手に入れることができる「脱毛」の施術には、皮膚科とエステで受けられる施術があります。それぞれの期間では、どのような違いや特徴があるのでしょうか。
皮膚科で行う脱毛の特徴
皮膚科で行うことができる脱毛は「医療レーザー脱毛」と呼ばれ、赤外線のレーザー光が毛根にあるメラニン色素に反応し、レーザーの熱が毛母細胞を破壊して発毛を抑える脱毛法です。毛母細胞を破壊することで、半永久的な脱毛を可能にする脱毛効果の極めて高い施術方法として知られています。 また、皮膚科では照射時の痛みを予防するため、施術前に麻酔クリーム薬を用い、さらに皮膚の炎症を抑える軟膏の処方も可能です。
エステで行う脱毛の特徴
エステで行う脱毛の多くが「光脱毛」です。 光脱毛には使用する光(ライト)によって「IPL脱毛」と「SSC脱毛」に大分されます。 IPL脱毛は、インテンス・パルス・ライトを利用し毛母細胞にダメージを与え除毛します。一方、SSC脱毛は施術前に発毛を抑える成分が配合されたジェルを脱毛部位に塗布し、クリプトンライトを照射することでジェル成分を毛根に浸透させ発毛を抑えます。
どちらの方法も皮膚科で行うレーザー脱毛と比較すると効果を感じられるまでには回数を重ねる必要があります。しかしその反面、痛みや炎症のリスクが少なく施術料金が低額な傾向にあります。
皮膚科とエステ、それぞれのメリットとデメリット
皮膚科とエステ、どちらの施術にもメリットとデメリットが存在しています。
皮膚科では、短期間に半永久的な脱毛を実現できる、医療的ケアが受けられるなどの利点があります。さらに、脱毛部分にホクロがある、皮膚疾患があるなど、難しいケースに対応することが可能であることに対し、エステに比べ費用が高額になるケースが多くあります。
一方、エステでの施術は、半永久的な効果を得るためには時間がかかる一方、費用面ではリーズナブルで利用しやすいといったメリットがあります。また、脱毛以外のマッサージや美容に対する施術を受けられることも利点として挙げられます。
皮膚科とエステ、双方の特性を理解して、自分に合った脱毛方法を選び、美しいお肌を手に入れましょう。