レーザー治療・エイジングエア専門の美容皮膚科シロノクリニック

エラボトックス施術の効果はいつからいつまで?

公開日:2016/09/08 / 最終更新日:2020/12/21

城野 親徳城野 親徳総院長

エラボトックス施術の効果はいつからいつまで?

この記事の目次

  • エラボトックス施術の効果はいつからいつまで?
  • ボトックスって何?お薬?安全なの?
  • ボトックスはシワ取りのお薬なのに、どうしてエラにも効果がある?
  • ボトックスの効果はいつからいつまで?デメリットはないの?

エラボトックス施術の効果はいつからいつまで?

顔の顎裏のエラにコンプレックスを抱えている方も少なくありません。そのエラはボトックス注射で自然に解消することが可能です。今回はそのエラボトックスの効果や効果の期間について解説していきます。

ボトックスって何?お薬?安全なの?

ボトックスとは医療用に使用されるお薬です。医療機関以外で入手することはできません。美容整形で一般的に広まってから「ボトックス」と呼ばれてしまうことが多いですが、これはアメリカのアラガン社における登録商標であって、正式な一般名は「A型ボツリヌス毒素」というものです。
この薬を作っているメーカーは、アラガン社以外にも複数あります。しかし、日本の厚生労働省が、厳しい安全基準をクリアしたものとして認可している唯一の製剤が、このアラガン社の「ボトックスビスタ」です。誰にでもわかりやすいから「ボトックス」と総称されてしまっていますが、必ずしもアラガン社のボトックスビスタが使われているとは限らないので要注意です。

ボトックスはシワ取りの薬なのに、どうしてエラにも効果がある?

シワを取るというのにはやや語弊があります。ボトックスは直接的にシワを取るわけではありません。皮下に注射し、シワ周辺の筋肉の働きを弱めていくことで、これ以上深いシワを刻まないようにするというものです。この作用に着目して、エラ張りの改善にも使用されるようになりました。つまり、エラ周辺の筋肉が発達している場合、その筋肉の働きを弱めていき、徐々に筋肉を落としていけば、細くなっていくということです。このような作用機序のため、骨格に対しての効果を得ることはできません。
エラ解消のためのプチ整形を考えている方は、今一度、鏡を見て触ってみて、自分のエラが筋肉によるものなのか、骨格そのものなのか、どちらのエラタイプなのかをまず知ることが重要です。

ボトックスの効果はいつからいつまで?デメリットはないの?

「ボトックスを注射したら明日から直ぐに小顔になれる!」…わけではありません。前述の通り、筋肉の働きを鈍くさせることで細くしていくので、効果が表れる目安として2週間程度が一般的です。エステ等と異なり、一度の施術で2週間後に小顔になれることがメリットとも言えます。
ボトックスはその作用機序から、体質ではなく年代により持続効果の幅があります。40代で3カ月程度、60代では約半年と開きがあります。顔に年に2回注射するのと、4回も打つのでは気持ち的にも経済的にもずいぶん違います。
また、アラガン社のボトックスビスタは安全性をクリアして認可されていると説明しました。しかし、それはあくまで、健康面を害するような副作用の点をクリアしているということ。筋肉の働きを弱めることで小顔を作るのですから、その効果が薄れてくる頃にまた持続させ続けなければたるみが生じるということを忘れてはいけません。

Profile このコラムは私が担当しました!

城野 親徳

城野 親徳総院長しろのよしのり

シロノクリニック恵比寿

皮膚科領域のレーザー治療について、国内屈指の症例数を持つ、美容レーザーのパイオニア。 ドクターズコスメを開発・提供する株式会社ドクターシーラボ創設者・名誉会長・商品開発顧問でもあります。

城野 親徳先生の治療が受けられるのはこちら

シロノクリニック恵比寿院

シロノクリニック恵比寿院

〒150−0012

東京都渋谷区広尾1-1-40恵比寿プライムスクエアプラザ2F

0120-114-422