ふくらはぎにボトックスを注入するときは副作用にご用心?!
公開日:2016/09/11 / 最終更新日:2020/12/21
この記事の目次
- ボトックスってそもそもどんなもの?
- ふくらはぎのボトックス注入の副作用
- 安全にふくらはぎにボトックスを注入したいときは
ボトックスってそもそもどんなもの?
痩身(そうしん)や美容整形でよく耳にする「ボトックス」。どんなものなのかはご存じですか?実は、ボトックスというのは、アラガン社(Allergan社)から販売されているボツリヌス菌のA型毒素の商品名で、厳密にはアラガン社以外のものはボトックスとは言えません。他社製品も含めて総称するときには、「ボツリヌス製品」などと呼ばれることがあるので、覚えておくといいでしょう。
ボトックスに含まれているボツリヌス菌は、毒素といっても体内に入れても安全なものを使用しています。ハチミツにボツリヌス菌が入っているから危険と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、危ないのは1歳未満の乳児だけで、大人なら問題ありません。
ボトックスは、アセチルコリンの働きを抑制して筋肉の動きを鈍らせる作用があります。筋肉の収縮が穏やかになるため、しわケアの他、ふくらはぎの筋肉太りケアにも効果が期待できます。
ふくらはぎのボトックス注入の副作用
ボトックス注入には、以下の副作用がでる可能性があります。特にふくらはぎは、過剰に注入してしまうことで歩行困難になることもあるため注意が必要です。
<痛み>
注入時に痛みを感じる人もいます。注射のときと同じくらいの痛いで叫びだすほどではないとされていますが、痛みに弱い人は事前に医師に相談しておくのが無難です。
注射よりも細い針を使うことが多いので、ほんのすこしチクっとするだけだった、という声のほうが多いのでそこまで構える必要はなさそうです。
<ふくらはぎはやり過ぎると危険>
そもそもボトックスは持続期間が半年〜1年ほどと、キレイを保つには繰り返し施術が必要なものです。ふくらはぎの筋肉太りのケアでも同じで、効果が薄れてくるとまた筋肉がついてきて太く見えてしまう可能性はあります。
しかし、キレイを維持するためだからと、頻繁に注入したり量を多くしたりすると、普通の生活をするために必要な筋肉にまで影響が出てしまうことがあります。歩行障害になってしまう前に、やりすぎには気をつけておくようにしましょう。
安全にふくらはぎにボトックスを注入したいときは
ボトックス注入には、いくつかの副作用やデメリットもありますが、通常の使用量や頻度を守っていれば、安全にキレイを目指すことができる美容法です。また、痛みが強い場合には麻酔を用意してもらえることもあります。痛みや副作用が心配なときは、医師相談しながら進めていきましょう。