口角が上がると若返る!? 簡単にできる口角アップトレーニング
公開日:2019/06/15 / 最終更新日:2022/05/20
キュッと上がった口角は若々しい印象につながる大きなポイントです。年齢とともに徐々に口角が下がってきたと感じる方も、毎日少しトレーニングを行うだけで口角アップを目指せます。
今回は、口角が下がる原因や口角アップに有効なトレーニングをご紹介します。
口角が下がる原因と見た目への影響
下がった口角をキュッと上げたい、将来口角が下がらないように気をつけたい方は、まずは口角が下がる原因と、口角が下がると顔にどのような変化が起きるかを知っておきましょう。
口角が下がるのは口まわりの筋肉が衰えているからだと考えるのが自然です。実際に、唇のまわりをぐるりと囲む口輪筋や口角をあげる口角挙筋はキュッと上向きの口角に欠かせない筋肉です。
私たちが笑うとき、口輪筋を引き上げる大頬骨(だいきょうこつ)筋と口角を下に引く役割をする広頚(こうけい)筋の両方が必要となります。広頚筋は首にある筋肉のため口角アップに関係ないと思われがちですが、口角アップを目指す上で大切な筋肉です。
この広頚筋を縮めてしまうのが姿勢の悪さで、スマートフォンやパソコンを使うときの前かがみの姿勢や猫背などは広頚筋を縮めるため、口角を下げる口角下制筋に力が入ってしまいます。
また出っ歯や受け口をはじめとした歯並びの悪さも、口角が下がる原因になります。特に出っ歯の方は意識して口を閉じようとして口元が緊張した状態がつづくため、口角が下がりやすいです。
隙間時間で実践できる口角アップトレーニング
日頃から意識して口角を上げ、表情筋を鍛える簡単なトレーニングを行うことで口角アップを目指すことができます。
・身近なものを使ってできるトレーニング
自宅にあるもので行えるトレーニングとしてお勧めなのが、割り箸を使った口角トレーニングです。
割り箸を横にして口にくわえ、口角を上げながら「い」と声を出し30秒間ほどキープします。割り箸をくわえるときにできるだけ奥歯で噛むことがポイントです。慣れてきたら1分、2分と時間を増やしていきましょう。
・口輪筋エクササイズ
口輪筋を鍛えたい方には口を尖らせて閉じ、そのままキープするだけの道具を使わずにできるトレーニングがお勧めです。まずは10秒から始めてみましょう。
慣れてきたら、口を閉じたまま片方の頬を膨らませてキープするという動きを左右交互に行いましょう。
・歯列矯正も手段の一つ
歯並びの悪さが口角の下がった口元の原因となっている場合には歯列矯正を行うことで改善できます。
口まわりの筋肉や首元の筋肉は意識して使わなければ自然と衰えてしまいます。運転中や入浴中、家事を行っている途中など、気付いたときに気軽にできる口角アップトレーニングを続けてみましょう。