秋冬の紫外線こそ要注意! その理由と対策とは
公開日:2019/10/01 / 最終更新日:2019/10/15
シワやたるみを招くと言われる紫外線は、夏だけでなく秋冬にもしっかりと降り注ぎ、肌に対して大きなダメージを与えます。
紫外線対策が緩みがちな季節だからこそ気を付けたい秋冬の紫外線について詳しく解説するとともに、効果的な対策をご紹介します。
■秋冬の紫外線はなぜ要注意?
・秋冬の紫外線量
秋冬は夏に比べ紫外線量が少なくなりますが、季節変動の少ない紫外線もあるため油断できません。
また、空気が乾いて肌が乾燥しがちになるため、夏よりも肌ダメージをダイレクトに受けやすくなっていることにも注意が必要です。
・秋冬の方が紫外線を浴びる範囲が広い
気温が上がり始める春や暑い夏には紫外線対策を行うけれど、涼しくなってくるとUVケアをサボってしまうという方は多いのではないでしょうか。
夏は太陽の位置が高く真上から紫外線が降り注ぐので、頬の高いところや鼻先など凸の部分から日に焼けます。 しかし、秋冬は夏に比べて太陽の位置が低く、斜めから紫外線が降り注ぐので、顔全体がまんべんなく紫外線を浴び、広い範囲でダメージを受けやすい状態です。
紫外線は肌の表面だけでなく、コラーゲンやエラスチンなど、肌のみずみずしさや肌の弾力を保つための線維を変性させ、老け顔の原因になります。 秋冬の紫外線ダメージは夏よりも症状が現れるまでに時間がかかりますが、紫外線は微量であっても肌にいいことはないので、通年のUV対策が必要です。
■秋冬に効果的な紫外線対策
日焼け止めクリームやジェルなどは、紫外線から肌を直接守ってくれる頼もしいコスメです。化粧下地やファンデーションなどを選ぶ時は、UVカット機能のあるものにするようにすると良いでしょう。
パウダーやメイクをした顔にかけることのできるスプレーは、化粧直しとUVケアを同時に行うことができるので便利です。 通勤や通学、家事や買い物など、日常生活ではSPF値やPA値はそれほど高くなくていいので、毎日欠かさず塗ることを忘れないでください。
また屋外でのレジャーでは、必要に応じてサングラスや帽子などで紫外線を遮る工夫をするのがお勧めです。
特にスキーやスノーボードで雪山に行く時には注意が必要です。雪山は標高が高いうえに雪の紫外線の反射率が高いことから、それほど紫外線量がなくてもあっという間に日焼けをしてしまうので、念入りにUV対策を行いましょう。
紫外線対策は春夏だけでなく、秋冬もしっかりと行うことが大切です。肌が乾燥しており、紫外線のダメージを受けやすくなっている季節なので、保湿も心掛けながら肌を守りましょう。
涼しいからと言って油断せず、アンチエイジングのために欠かさずVUケアを行ってください。