健康美肌は身体の内側から! 腸内環境を改善しよう
公開日:2019/04/27 / 最終更新日:2022/05/23
肌が荒れている時、肌の状態だけを気にしていませんか? 実は腸内環境の乱れにより、肌だけでなく健康にも影響が出ている可能性があります。
今回は、腸内環境が乱れている時の影響や腸内環境の改善方法を紹介します。体内から肌のケアを行い、健康的な美肌を手に入れましょう。
肌と腸の関係性
腸内が整っていないと乾燥肌やニキビといった肌トラブル以外にも、健康面に影響が出てきてしまいます。肌荒れで悩んでいる方はまず腸の働きを知り、肌トラブルの仕組みを理解するところから始めましょう。
・腸の働きと体に与える影響
腸は主に食べ物を消化し、必要な栄養や水分を吸収するといった働きがあります。また、体に不要なものを便として体の外に排出します。
体の免疫力アップや自律神経の乱れを整える役割もあり、「第二の脳」と言われるほど腸は私たちにとって重要な臓器です。
腸の働きが悪くなると消化・吸収・排泄がうまく機能せず、腸内環境のバランスが崩れてしまいます。腸が活発に働かないことで代謝が悪くなり、乾燥肌・敏感肌・ニキビといったお肌のトラブルにもつながります。
・腸内環境が悪くなる原因
腸内環境が悪くなるのは、悪玉菌が増えるのが原因といわれています。悪玉菌は脂肪分をエサとするため、脂肪分の多い肉やジャンクフードなどを食べ過ぎると悪玉菌の増殖につながります。
運動不足や体の冷えなども腸内環境を悪くしてしまう原因です。運動量が少ないと、腸の働きも活性化しにくい傾向にあります。また、腸の働きが一番活性化する温度は40度前後のため、体が冷えていると腸がしっかり働かなくなります。
腸内環境を整える方法
腸内環境を整えるために、日常生活の中でできることが多くあります。キレイで健康な体を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください。
・腸内環境を整えるお勧めの食材
腸内環境を整えるためには善玉菌を増やす必要があります。善玉菌を効率良く増やすには、乳酸菌や食物繊維などを多く含んだ食材を摂取することが大切です。
乳酸菌は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品やしょうゆ・味噌などに含まれています。食物繊維は海藻類や納豆、キノコ類、ドライフルーツなどに含まれているため、お味噌汁にわかめを入れる、ヨーグルトにドライフルーツを入れるといった一工夫で善玉菌を摂取しやすくなります。
・適度な運動
動いていて気持ち良いと思える程度の運動は、自律神経にも良い影響を与えます。腸内環境を整えるためには腸のあるお腹周りを中心に、適度な運動を心掛けましょう。
腹筋のみの運動でも効果が期待できますが、立ったまま上体を斜めに倒す運動や骨盤付近のマッサージもお勧めです。
腸内環境を整えると、美肌の他にも健康な体を手にすることができて一石二鳥です。食事・運動に気をつけて腸内環境を改善し、肌荒れを改善させましょう。