タダで出来る! 肌つまみ美容法
公開日:2017/04/26 / 最終更新日:2019/08/23
仕事が忙しくて、美容に時間をさけない。「疲れがたまって肌の調子が悪いけど、どうしていいかわからない」なんて方もいるのではないでしょうか?
コストがかからず、ちょっとした時間で出来るつまみ美容法がお勧めです。ここでは、肌つまみ美容法についてご紹介します。
「つまむ」がなぜいいのか?
今までは、押したり擦ったりすることが一般的でしたが、皮膚をつまむことで何が肌に良いのでしょうか?
肌をつまむと肌の奥まで刺激することができ、リンパ、血液の流れが良くなります。リンパには老廃物を流す働きがあるため、活性化されることで、たるみ、むくみの予防につながります。
また、肌をつまんで引っ張ることで筋肉がほぐれ、肌の弾力を取り戻すことができます。
肌をつまんで美容の効果を得る療法は、中国の医学博士が日本で考案したもので「整膚」と呼ばれています。
どうつまめばいいか
親指と人差し指で優しくつまむようにしてください。大切なのは、つまむ間隔を0.5cm ~1cmにし、つまんだ形が丸く膨らむようにすることです。注意点としては、つまんだ形が三角にならないようにすることです。
そして2~3秒かけてつまみ、同じ時間をかけてゆっくり離しましょう。
顔をつまんで美容効果を
・頬
頬を内側から外側へ向かうようにつまんでいきましょう。
・ほうれい線
つまんだ皮膚がほうれい線に対して垂直に膨らむようにつまんでいきましょう。
つまむ間隔は小刻みに、しわを伸ばすように少し引っ張り上げるようにしましょう。
・おでこ
おでこは、固くつまみづらいかもしれません。
しわがあるときは縦につまむようにしましょう。つまめない場合は、両手を使い皮膚を指で寄せるように押すとよいでしょう。
・目の周り
目頭から目尻に向かい、眼球の周りの骨にそってつまんでいきます。次に目の下、涙袋の部分も目頭から目じりに向かってつまみましょう。これで目元のむくみやくすみは解消されていきます。
目尻がたるんでしまっている場合は、目尻を耳の方向へ引っ張るようにしてつまみます。
・眉
眉尻とこめかみの部分を上に持ち上げるように、つまむとよいでしょう。眉が薄い人はマッサージすることで生えてくる場合もあります。
・肌(全体)のシミの周り
シミには肌のターンオーバーを促すのが最適です。
まず、シミの周りを囲むように細かくつまんでいきましょう。このとき外側へ引っ張るようにするのがポイントです。
気になるところをつまむ、驚くほど簡単でいつでもできるためお手軽です。肌をつまむと言っても優しくつまみますので、痛さもなく安心です。夏に受けた肌のダメージを回復のためにも、この肌つまみ美容を習慣にしてみてはいかがでしょうか。