治りにくい首ニキビができる原因と改善方法
公開日:2017/07/12 / 最終更新日:2019/10/16
耳やあごの下、鎖骨の上などにポツポツとできてしまう首ニキビ。襟ぐりが大きく開いた服を着ると目立ってしまうし、首を隠すとニキビが悪化してしまい厄介な存在です。しかも首にできたニキビは、一度できると治りにくいという特徴があります。
そんな頑固な首ニキビをどうしたら改善できるのか、首ニキビができる原因とあわせてご紹介します。
首ニキビができる原因とは
≪髪の毛での刺激≫
首は髪の毛先が触れやすい場所です。そのため、チクチクとした髪の毛の刺激が肌の炎症を引き起こし、ニキビができやすくなります。
また、髪についているワックスなどのスタイリング剤も首ニキビの原因となります。
≪不衛生な状態≫
就寝時に触れる寝具に注意が必要です。枕や布団カバーなどが不衛生な状態だと、雑菌の影響で首ニキビができやすくなります。
≪ホルモンバランスの乱れ≫
生理前や生理中など、ホルモンバランスが崩れている時は首ニキビができやすくなります。の理由は、皮脂量が多くなったり、肌のバリア機能が低下したりと肌が弱くなるため。
また、過剰なストレス、食生活の乱れもホルモンバランスに影響を与えて首ニキビを引き起こしてしまうので気を付けましょう。
首ニキビの改善方法
≪清潔な状態を保つ≫
首は汗や髪、スタイリング剤などで汚れが溜まっています。入浴時にしっかり汚れを洗い流し、清潔な状態を保ちましょう。しかし首はとてもデリケートなので、ゴシゴシ洗いは禁物です。刺激の少ない石鹸などをふわふわに泡立てて、手のひらでなでるように優しく洗いましょう。
≪保湿≫
首ニキビの改善のため、洗浄の次に欠かせないのが肌の保湿です。肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、首ニキビが治りにくくなってしまうのです。水分が蒸発してしまわないように、顔の肌と同じように基礎化粧品で保湿してあげましょう。不要な刺激を加えないように、手のひらを使って丁寧に塗ることが大切です。
≪髪の毛や服に注意≫
いくら清潔にして保湿をしていても、髪の毛がニキビに触れていると治りにくくなってしまいます。長い髪の毛はできるだけアップスタイルにして、首に触れないようにしておきましょう。
また、チクチクとした刺激が加わる服も首ニキビには良くありません。襟ぐりが大きな服を着るか、天然繊維のコットンなど、肌に優しい衣類を着用しましょう。