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「肝臓の機能」が低下すると肌に悪影響が出るって本当?

公開日:2017/08/24 / 最終更新日:2019/08/22

牧野 輝美牧野 輝美院長

「肝臓の機能」が低下すると肌に悪影響が出るって本当?

昔から「肌は内臓を映す鏡」といわれるほど、肌と内臓には深い関係があるのです。しかし、なぜ肝臓に負担がかかると肌の調子も悪くなってしまうのでしょうか?
その理由をご紹介します。

肝臓のさまざまな働きとは?

肝臓は、血液やビタミンを貯蔵したり、胆汁や体液を作ったり、血液を増やしたり血液を円滑に循環させたりと、体を守る上で重要な役割を担っています。
さらに肝臓には、人間が息をして食事をすることで体内に取り込まれてしまう毒素を中和、分解して無毒化する働きもあります。生活する上での毒素というのは例えば、過剰な糖類、喫煙や飲酒、トランス脂肪酸、食品添加物や残留農薬、環境ホルモンなど。こういった毒素が体に蓄積されないよう、肝臓は不要物を分解したり、仕分けして便として排出したりしてくれるのです。しかし、毒素が過剰に体に取り込まれてしまうと、肝臓はオーバーワーク気味になってしまい、大きな負担がかかってしまいます。

肝臓と肌の関係とは?

肝臓の働きというのはなかなか目に見えませんし、肝臓の不調というのは症状としてもあらわれにくいことが多いものです。しかし肝臓に負担がかかっていると、肝臓は栄養をうまく体に回せなくなっていくのです。すると、健康的な肌に必要不可欠なビタミン類などが不足してしまい、肌荒れにつながってしまいます。
また、肝機能の低下によって血液には有害物質が混ざってしまうため、血色が悪くなったり肌荒れを起こしてしまったりします。

肝臓をいたわる生活習慣とは?

アルコールや煙草、糖類の摂り過ぎなど肝臓に負担がかかる生活を続けていると、肝臓には中性脂肪が溜まってしまい、やがて脂肪肝になってしまうことも。肝臓は体の中枢を担ってくれる大切な臓器なので、負担をかけ過ぎないようにきちんといたわってあげる必要があります。
そのためには、体にとって毒素になりうるものはできるだけ取り込まないことが重要。さらに、肝機能をアップさせてくれるしじみなどの貝類、ゴマや大豆、乳製品、レバーなどの食品を意識して摂取すると良いでしょう。添加物の入った食品はできるだけ控え、場合によってはサプリメントなども併用して栄養をきちんと摂りましょう。
また、生活に軽い運動を取り入れる、お風呂にゆっくり浸かる、しっかり睡眠をとるなどの生活習慣改善も肝機能アップに効果的です。

普段肌をきちんとケアしているのに肌トラブルが起きるという人は、一度肝臓の機能に着目して体内からケアをしてみてください。

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牧野 輝美

牧野 輝美院長まきの てるみ

シロノクリニック横浜

穏やかな性格から、笑顔を絶やさず、お悩みを丁寧に聞く姿勢を大切にしている。レーザーだけでなくスキンケアにも精通。鏡を見るのが楽しみになるような、お一人おひとりの魅力を引き出す治療をご提案します。

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