ブス脚の原因!? 内股が下半身太りを招く4つのメカニズム
公開日:2017/09/02 / 最終更新日:2019/10/16
女性のモテ仕草の代名詞ともいえる内股。しかし、実は下半身太りを招く危険な行為でもあります。
内股が下半身に悪影響をもたらす理由と、自分が内股かどうか判断するセルフチェック方法をご紹介します。
内股が下半身太りを招く理由とは
≪1.骨盤が横に広がる≫
内股になると骨盤がゆがみ、横に広がった形になります。すると、そのすぐ横にある大転子という骨も外側に出っ張って、腰周りが大きく張った状態になってしまいます。「ダイエットをしてもお尻のサイズが変わらない……!」という人は、骨格から横に広がっている可能性大といえます。
≪2.血行不良になる≫
骨盤がゆがむと、血液やリンパの流れが悪くなります。それによって下半身が冷えやすくなり、老廃物の排出が滞ってしまいます。その結果、余計な水分が溜まってむくみを生じやすくなったり、脂肪が下半身に蓄積されやすくなったりしてしまうのです。
≪3.太ももの筋肉が不自然に発達する≫
内股によって骨格がゆがむと、それを正常な状態に戻そうとして、太ももの筋肉が不自然な形で発達します。太ももの前や横ばかりに筋肉がついて、美脚とは言えないレッグラインになってしまうのです。また、ゆがみがひどくなるとO脚やX脚にもなりやすくなるので注意が必要です。
≪4.お尻の筋肉が衰える≫
内股になると、太ももの前や横の筋肉は発達しますが、太ももの後ろやお尻の筋肉は使われなくなります。するとどんどんお尻の筋肉が衰えて、ヒップラインが崩れていくことに。つまり内股を続けていると、垂れた大きなお尻に直結してしまうのです。
内股のセルフチェック方法
意識して内股になっているつもりはなくても、実は「知らず知らずのうちに内股気味で歩いていた……」という女性は多いです。まずは自分が内股かどうか、セルフチェックを行いましょう。
≪靴底でチェックする方法≫
いつも履いている靴の底を見てみましょう。底やヒール部分の内側がすり減っていたら、内股の傾向があります。なお、外側がすり減っていたらガニ股や外反母趾の可能性があるので、その場合も要注意といえます。
≪ひざの向きでチェックする方法≫
両足を肩幅に開いて、つま先をまっすぐ前に向けて立ちましょう。この時、ひざがしらが内側に向かっていたら内股、外側に向かっていたらガニ股傾向にあります。
内股を改善するには
≪ひざを前に向けてまっすぐ歩く≫
内股がクセになってしまっている人は、ひざをまっすぐ前に向けて歩くように意識しましょう。鏡の前で何度か足踏みをして、まっすぐ歩けているか確認する方法もお勧めです。
美しいレッグラインを作るためにも、骨格レベルから見直してみてくださいね。