見た目年齢に影響も!? 手が老化しやすい理由
公開日:2017/03/09 / 最終更新日:2019/10/16
年齢には実年齢以外にも、見た目でその人のだいたいの年齢を判断する「見た目年齢」というものがありますが、できれば見た目年齢が実年齢を超えたくないところですよね?
その人の見た目年齢は基本的には全身を見て決めるものですが、実は見た目年齢を決める上で特に大きな影響を与えている部位のひとつが「手」なのです。
手が老化しやすい理由
手が見た目年齢に影響を与えやすいのは、手が老化しやすい部位であることが原因となっています。
手は他の部位の肌と比べてどういったところが違うのでしょうか、順番に見ていきましょう。
・皮膚が薄い
まずは手の皮膚が薄いことが理由として挙げられます。
目元や口元と同じように皮膚の薄いところは血行不良や乾燥など、肌の衰えが表面に出やすくなっています。
特に30代に入った頃から肌の乾燥が加速していき、コラーゲンやセラミドといった保湿成分が失われることで、肌の表面からハリや柔らかさが失われていってしまうのです。
・紫外線を浴びやすい部位であるため
手は一年中外部にさらされている部位であるため、外にいる時は紫外線の影響を受けやすくなっています。
そして手の甲の皮膚は、紫外線を浴びることでより薄くなってしまうため、あまり浴び過ぎると血管や骨が目立ってゴツゴツしたような手になってしまうのです。
そのため手には夏だけに限らず、一年中日焼け止めを塗るようにした方が良いでしょう。
もしくは紫外線カットの効果があるハンドクリームというものもあるので、そちらを使えば乾燥も防げて一石二鳥です。
・水に濡れやすいため
手は液体によるダメージも受けやすくなっています。
冬の時期に洗い物をしていて手の乾燥やひび割れを起こしてしまった経験をしたことがある方は多いと思いますが、実は他にシャンプーや洗顔料も手の肌に刺激を与えています。
それらの液体が手に付いたままの状態で長時間そのままにしておくと、手にダメージを与えていって、結果肌に悪影響を与えてしまうのです。
そのため手が水で濡れた後は、できるだけ早めにタオルやハンカチで水分を拭き取るようにして、シャンプーや洗顔料に手が触れる時間もできるだけ短くするようにしましょう。
・新陳代謝のスピードが遅い
他の部位に比べて肌の新陳代謝のスピードが遅いことも、手が老化しやすい理由の一つとして挙げられます。
肌の新陳代謝のスピードが遅いと、シミやしわができてしまった時になかなか元に戻らないため、一度発生してしまうとそのままの状態が続いてしまいます。
そのため特に手のエイジングケアをする上では、できるだけ早めに対策をとる必要があるのです。
ハンドクリームなどを使った手のエイジングケアは、できるだけ早く始めるようにして、なおかつ一年を通して毎日続けていくようにしていきましょう。