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紫外線を浴びても間に合う!? 正しい日焼けケアでシミ予防

公開日:2019/05/10 / 最終更新日:2022/05/23

大野 由実大野 由実先生

紫外線を浴びても間に合う!? 正しい日焼けケアでシミ予防

海や山などに外出する機会が増える暖かい季節になり、気になるのは紫外線です。紫外線を浴びると日焼けしてしまうため、紫外線量が特に多い4月の終わりから9月頃までは気をつけたいところです。

ここでは日焼けとシミの関係性やシミを予防するための正しいケアの仕方など、美容に役立つ情報をご紹介します。

日焼けとシミの関係性

日焼けは太陽光線に含まれる紫外線を浴びることで起こります。日焼け後にシミができてしまうのは、紫外線から肌を守ろうとする防御反応が原因です。

・紫外線が肌に与えるダメージ
紫外線には肌の深いところにまで届く「UVA」と赤みや痛みを引き起こす「UVB」があります。UVAはガラスも通過してしまうほど強いエネルギーで、シワやたるみをつくる原因の一つです。UVBは肌にダメージを与え肌の赤みや褐色化を引き起こし、ヒリヒリとした痛みなどの症状も現れます。

・シミになる原因はメラノサイト
紫外線を浴びると肌はダメージから守るために防御反応を起こし、メラノサイトがメラニン色素を発生させます。通常、メラニン色素はターンオーバーによって角質となり剥がれ落ちます。しかし、メラノサイトは異常を起こすと過剰にメラニン色素を作り出し、メラニン色素が皮膚の中に残ってしまいシミになるのです。

シミを予防する正しいケア

シミの予防は紫外線を浴びないようにするのが一番ですが、普通の生活で一切紫外線を浴びないというのは難しいです。けれど日焼けケアを正しく行えば、シミを予防することができます。

・冷やした肌に潤いを与える
日焼けはやけどの一種ですので、まずは冷やすことが大切です。そのあと保湿をします。日焼け後の肌は乾燥しやすく刺激に弱いため、アルコールフリーの化粧水やビタミンC誘導体を含んだものがお勧めです。

・シミを予防する栄養素の摂取を心掛ける
体の内側からもシミを予防していきましょう。効果的なのはビタミンCやリコピンです。特にトマトにはリコピンが多く、さまざまなビタミンも豊富に含まれているため効果が期待できる食材の一つです。そのほか玄米やにんにく、たまねぎなども積極的に摂るように心掛けましょう。

・水分補給はしっかりと行う
日焼けした体は水分の蒸発が早くなっています。肌の表面を潤すだけでなく、体の内側からもしっかりと水分補給を行いましょう。お茶やコーヒーは利尿を促す作用があるため、水がお勧めです。

日焼け後のシミを予防するためには、正しいケアをしましょう。
常日頃から紫外線対策の一つとして日焼け止めを使うのはもちろんですが、強い日焼け止めばかりを使うと肌に負担がかかってしまうため、用途に合わせて選ぶことが重要です。
日焼けによるシミを作らない・増やさないためにも、しっかりとした紫外線対策と体の外側と内側それぞれからケアを行うようにしましょう。

Profile このコラムは私が担当しました!

大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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