あごに梅干しのようなシワができてオバサン顔に……原因と改善方法とは
公開日:2019/05/15 / 最終更新日:2022/05/20
口に力を入れて閉じたときにできてしまう、梅干しのようなあごのシワ。そのようなシワがあることで「不機嫌そうな顔に見える」「老けて見える」と悩む女性は少なくありません。
ではなぜ梅干しのようなシワができてしまうのか、改善方法とあわせてご紹介します。
あごのシワができる原因とは?
・口呼吸
口呼吸がクセになっていると、下あごを引き上げるオトガイ筋という筋肉が衰えます。すると筋力が弱くなっているのにも関わらず、無理に口を閉じようとした際にオトガイ筋が緊張し、あごにシワが寄ってしまうのです。
なお、オトガイ筋はあごのラインをスッキリ見せる役割もあり、衰えると二重あごの原因にもなります。
・骨格の問題
日本人はもともと、あごにシワができやすい骨格だといわれています。西洋の人に比べてあごが小さいため、前歯とあごにズレが生じ、オトガイ筋に負担をかけてしまうのです。
また、前歯が出ている方や上下の歯を閉じきれない開咬になっている方も、あごにシワができやすくなるといえます。
あごのシワの改善方法
・鼻呼吸をする
口呼吸はあごにシワができるだけでなく、顔がたるみやすくなったり、口臭やいびきなどの原因にもなったりします。
口呼吸は今すぐやめて、鼻呼吸をするようにしましょう。常に意識をして口を閉じ、鼻に意識を集めて呼吸をすることが大切です。
どうしても口が開いてしまうなら、口を閉じる専用のテープを貼っておくという方法もあります。
・オトガイ筋を鍛える
オトガイ筋を鍛えることであごの緊張を防ぎ、シワを目立たなくすることができます。以下のようなエクササイズを行って、ハリのあるあごを取り戻しましょう。
・あいうべエクササイズ
「あ・い・う・べー」と口を大きく開け、最後のベーのときに、舌を思いっきり下に突き出します。こまめに実践し、1日でトータル30回ほど行いましょう。
・笑顔エクササイズ
口を閉じたまま、口角を思いっきり上げて笑顔になります。日頃から気がついたとき取り入れるようにし、こまめに行いましょう。
・ボトックス注射
ボトックス注射は筋肉の緊張を和らげる作用があるため、オトガイ筋の緊張によって生じるあごのシワにも有効です。鼻呼吸やエクササイズでも改善が見られない場合、もしくは早急にシワを改善したい場合は、ボトックス注射をお勧めします。
あごにシワができると、実年齢よりも上に見られる原因になります。オバサン顔になることを防ぐためにも、シワの原因をしっかり把握したうえで、有効な対策法を取り入れていきましょう。