梅雨時に注意したい肌トラブルとケア方法
公開日:2017/02/25 / 最終更新日:2019/08/22
初夏が過ぎてやってくるのは梅雨シーズン。
暑すぎず寒すぎず、爽やかで過ごしやすかった初夏とは一変、ジメジメと湿度が高い日が増え、お天気の変化によって寒暖差も生じやすい時期になります。
そんな梅雨時の肌に起こりやすい肌トラブルとケア方法についてご紹介します。
①ニキビ
春先から引き続き皮脂の分泌が活発になり、汗をかくことも多い時期ですが、梅雨になると湿度が上がるため蒸発しづらくなります。肌の表面に汗が長く留まることで、ベタつきやすくなり、皮脂や汚れによる毛穴づまりが起きやすくなります。また、細菌が繁殖しやすく、ニキビもできやすくなる時期です。
毎日の丁寧な洗顔・クレンジングと十分な保湿に加え、定期的にピーリングなどの角質ケアを行って毛穴づまりを防ぐことが大切です。
②うっかり日焼け
雨や曇りの日が続く梅雨時は、良いお天気が続く初夏に比べて紫外線対策を油断しがちです。
でも、1年で最も日が長く太陽も高くなる6月は、真夏と同程度の紫外線が降り注いでいます。特に梅雨の合間の晴れの日などは7月、8月頃よりも紫外線量が多くなります。きちんと紫外線対策していないと「うっかり日焼け」を起こしてしまいます。
雨の日や曇りの日でも気を抜かず、きちんと日焼け止めを使用する習慣をつけましょう。もしもうっかり日焼けしてしまった場合には、冷やしてほてりを抑えてから十分な保湿ケアを行ってくださいね。
③くすみ
梅雨時に雨の日が続くと、日中でも気温が上がらず肌寒く感じることがあります。急に寒くなると、血管が収縮して血行不良が起こりやすくなります。血行が悪くなると顔色も悪くなり、さらにターンオーバーの乱れにもつながって、「くすみ」が起きやすくなってしまいます。
こうした梅雨時のくすみの対策としては、軽い運動や入浴などで全身の血行を促すことが効果的です。入浴後には優しくリンパマッサージを行うのも効果的です。
以上、梅雨時に起こりやすい肌トラブルと、その対処法などをご紹介しました。しっかりとケアして憂うつなシーズンを乗り切っていきましょう。