1．ぱっつん前髪

前髪が触れるだけでおでこは蒸れたり、汚れたり、刺激になります。特にぱっつん前髪は常におでこを隠しているため蒸れやすく、毛先がおでこに触れているため刺激になるので、ニキビができやすいヘアスタイルとなっています。毛先が当たっている部分は強い刺激になっているので、毛穴の炎症の原因になってしまいます。
さらに前髪によって覆われている部分は、蒸れているのでアクネ菌が喜ぶ環境を作り出しているのです。
前髪による刺激をなくすためには前髪をなくすのが一番ですが、どうしても前髪を作りたい場合は量を減らしましょう。前髪を横に流すだけでも、おでこへ与える刺激は少なくなります。

2．巻き髪

ニキビの原因として忘れてはいけないのが、髪の毛に付着している整髪料による刺激です。巻き髪はカールを維持するために、ワックスやスプレーなどのいろいろな整髪料を使用しないといけません。巻き髪は、通常のヘアスタイルよりもたくさんの種類の整髪料をつけているにも関わらず、常におでこや頬に触れているため、刺激となってニキビができやすくなってしまうのです。ワックスやスプレーには油分やアルコール、界面活性剤など色々な成分が含まれているため、そのような成分が肌への強い刺激となってしまうのです。
巻き髪による肌への刺激を軽減させるためには、必要以上に髪の毛にワックスやスプレーなどの整髪料を使用しないことが大切です。

ニキビを発生させないヘアスタイルとは？

髪の毛による肌への影響を考えると、髪の毛がまったく肌に触れないヘアスタイルにしたいものです。前髪は上げて、後ろ髪はポニーテールにしておくというのが一番ですが、女性であればいろいろなヘアスタイルを楽しみたいですよね。
今回取り上げた2つの髪型を今後も続けたい方は、帰宅後すぐに髪の毛が肌に触れないように上げておきましょう。それだけで髪の毛による肌への刺激を抑えることができるので、ニキビの予防に繋がります。