【正しい歩き方のポイント】をおさえて腰痛改善を!
公開日:2017/09/03 / 最終更新日:2019/10/16
健康維持やダイエットのために最適なウォーキングですが、実は腰痛の改善にも効果があるってご存じでしたか? しかし歩き方が間違っていると、かえって腰やひざに負担を与えてしまうので注意が必要です。
ウォーキングの健康効果を確実に得るためにも、正しい歩き方をマスターしておきましょう。
正しい歩き方のポイント
≪1.背筋を伸ばす≫
正しく歩くためには、歩く時の姿勢が何よりも大切です。あごを引いて、背筋をまっすぐ伸ばした姿勢を保ちましょう。
≪2.目線を落とさない≫
目線を落とすと、どうしても猫背気味になってしまいます。10メートル以上先を見ながら、顔を上げて歩きましょう。
≪3.糸で吊られているようなイメージで≫
頭のてっぺんから糸で吊られているようなイメージで歩くと、姿勢が伸びて足取りも軽やかになります。
≪4.呼吸に合わせて歩く≫
歩き始める第一歩は、息を吐き出しながら足を前に出しましょう。その後は呼吸に合わせて、リズミカルに一定の速度で歩きます。
≪5.足はかかとから着地する≫
足を地面につける時は、かかとから着地します。そして足裏全体をつけて、つま先で地面を蹴って前に進みましょう。
≪6.腕に力を入れ過ぎない≫
腕は力を入れ過ぎず、自然に前後に振って歩きます。肩甲骨を意識しながら腕を後ろに引くと、腕が自然に前に戻り、運動効果も高まります。
≪7.体が左右にぶれないように≫
体が左右にぶれないようにまっすぐ歩くことで、インナーマッスルや体幹を鍛えることができます。ダラダラ歩かずに、体の重心を意識して歩きましょう。
≪8.服装や靴にも注意を≫
長時間歩く時は、動きやすい服とウォーキングシューズを着用しましょう。ヒールの高い靴では腰やひざに負担をかけてしまうので、避けてください。
≪9.荷物を持たずに歩く≫
荷物を持っていると左右のバランスが崩れて体がゆがんでしまいます。長時間のウォーキングをするなら、何も持たずに手ぶらの状態で歩きましょう。
正しい歩き方で得られる健康効果とは
上記のポイントを守って歩くことで、さまざまな健康効果を得ることができます。そのひとつが、腰痛の改善です。正しいウォーキングは全身の血流を促すため、血行不良による腰痛を和らげてくれるのです。また、自然と体のゆがみを矯正できるので、腰痛やぎっくり腰を防ぐ効果もあります。
その他にもダイエット効果、ヒップアップ効果、美脚効果、ストレス解消効果など、正しく歩くことにはさまざまなメリットがあります。
正しい歩き方をマスターして、引き締まった若々しい肉体を手に入れてみてはいかがでしょうか。