オバサン顔の原因「肝斑」は女性ホルモンが関係している!?
公開日:2018/05/05 / 最終更新日:2022/07/14
肝斑は30~40代の女性にできやすいシミの1種ですが、通常のシミとは原因も予防方法も異なります。肝斑ができると見た目年齢をグッと上げてしまい、周りには老けた印象を与えてしまうもの。オバサン顔の原因ともいえる肝斑に悩まされない肌をキープするためにも、原因や予防方法を詳しくチェックしておきましょう。
肝斑には女性ホルモンのバランスが関係している!
肝斑とは、顔の頬や額などに左右対称にできるシミのこと。実はこの肝斑ができる原因には、女性ホルモンのバランスが関係しているといわれています。女性ホルモンの1つである黄体ホルモンにはメラニン色素を増やす作用があるのですが、妊娠やピルの服用などによってホルモンバランスが崩れると、それがきっかけとなって肝斑ができてしまうのです。
肝斑の予防方法は?
紫外線が原因でできるシミは、正しいUV対策や美白ケアで防ぐことができます。しかし肝斑の場合はホルモンバランスの崩れが根本的な原因になっているため、肌表面のセルフケアだけでは予防することができません。肝斑を防ぐためには、体内のホルモンバランスを整えるケアが必要不可欠なのです。
そこでお勧めなのが、子宮や卵巣などの臓器とつながっているツボを押すこと。ツボ押しで血液の巡りを良くすることで、女性ホルモンの分泌を整えることができます。
次に、そのツボの位置と刺激方法を詳しく見ていきましょう。
女性ホルモンのバランスを整えるツボと押し方
・三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしから、指4本分上がったところにあります。ホルモンバランスを整える効果があり、冷え性や生理痛の改善にも役立ちます。
~刺激方法~
三陰交に親指を当てて、痛気持ちいいぐらいに押しましょう。お風呂に浸かりながら押すと効果的です。
・合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指のつけ根の間にあるツボです。合谷は万能のツボとも呼ばれており、肌の調子を整える効果もあります。
~刺激方法~
親指と人差し指の骨が合流するところに逆の手の親指を当てて、人差し指側に向かってぐーっと押しましょう。やや強めに指圧すると効果的です。
肝斑の出現はオバサン化の始まりです。今回ご紹介したツボ押しとあわせて、生活習慣や食生活などを見直して体の内側から女性ホルモンを整えていきましょう。また、できてしまった肝斑の改善には美容クリニックでの施術もお勧めです。プロの手を借りて理想的なイキイキとした素肌を目指しましょう。