目に見えないからこそ怖い……シミ予備軍をセルフでチェックする方法
公開日:2019/05/25 / 最終更新日:2022/05/20
肌の表面にシミが現れていなくても、肌の内部には「シミ予備軍」ができている可能性があります。そもそもシミ予備軍とは、肌内部に蓄積したメラニン色素のこと。放置していると本格的なシミとして、肌表面に出現することもあるのです。
それを防ぐためには今の肌状態を早めにチェックし、対策を立てることが大切です。今回はシミ予備軍のチェック方法を、シミを作らないためのケア方法とあわせて見ていきましょう。
シミ予備軍のセルフチェック方法
シミ予備軍は、美容皮膚科やエステ、コスメカウンターなどにある特殊な機器でチェックできます。しかし「わざわざチェックしてもらうほどでもない」「他人にチェックされるのは恥ずかしい」という方も多いでしょう。そんな方に向けて、特別な機械を使わなくても自宅でできる、シミ予備軍のセルフチェック方法を2つご紹介します。
1. 目元でチェックする方法
肝機能が低下すると肌のターンオーバーが乱れて、シミができやすくなります。それをチェックできるのが、目や目周りの皮膚。肝機能が低下すると、目元のトラブルが現れやすくなるといわれているのです。そのため、以下の項目に当てはまる方は、シミ予備軍が増えている可能性があると考えられます。
- クマができている
- ドライアイである
- 目周りがくすんでいる
- 目のかすみや疲れが気になる
2. 生活習慣からチェックする方法
普段の生活習慣からも、シミ予備軍ができているか判断することができます。以下の項目に当てはまる場合は、ターンオーバーが乱れることでメラニン色素が溜まりやすくなっているため、早めの対策が必要です。
- 紫外線を浴びる機会が多い(過去に多かった場合も含む)
- 睡眠不足である
- ストレスを溜めている
- 食生活が乱れている
シミ予備軍をシミにしないためのケア方法
紫外線対策を徹底する
紫外線を浴びるとメラニン色素がさらに増えて、シミ予備軍が本格的なシミになってしまいます。それを防ぐためには、紫外線対策を今以上に徹底することが大切です。
日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、日傘や帽子、サングラスなども併用して紫外線をしっかりブロックしましょう。紫外線量の多い時間帯(午前10時~午後2時)は外出を控えるなど、紫外線をできるだけ浴びないこともシミの予防につながります。
メラニン色素を抑制・還元する化粧品を使う
メラニン色素の生成を抑制・還元する効果のある化粧品を使うと、シミの予防が期待できます。浸透型ビタミンC誘導体が配合されたドクターシーラボの『スーパーホワイト377VC』や『フォトホワイトCレーザープラス』などがお勧めです。
セルフチェックで思い当たる項目があった方は、シミ予備軍が増えている可能性があります。その場合は美容皮膚科での本格的なチェックをお勧めします。早めのチェックと対策で、シミのない素肌を守っていきましょう。