ヘアアイロンが薄毛を進行させる2つの理由とは?
公開日:2017/08/07 / 最終更新日:2019/08/20
コテやアイロンなどの「ヘアアイロン」を使うと、カールやストレートなどいろいろなヘアスタイルができるので、ヘアセットの度に欠かせないという方も多いのではないでしょうか?
しかし「ヘアアイロン」は高温の熱を髪の毛に直接与えてしまっているので、髪の毛にとっての負担ともなってしまっているのです。このまま何のケアもせずに毎日のように使っていってしまうと「薄毛」にもつながってしまいますよ。
そこで今回は「ヘアアイロン」が薄毛を進行させてしまう理由と、ケア方法についてご紹介します。
ヘアアイロンが薄毛を進行させる理由とは?
ヘアアイロンを使うことはパーマを長年かけ続けることと比べると、髪の毛へのダメージは少ないですが、直接髪の毛に高熱を加えるということでは、大きなダメージを与えることになります。
高温でスタイリングしたヘアスタイルはキレイに長持ちさせることができるので、ついつい高い温度に設定してしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、髪の毛へのダメージも強くなることを忘れてはいけません。
では、ヘアアイロンを使う事と薄毛の進行がどのような関係にあるのか説明していきます。
①キューティクルが損傷を受ける
ヘアアイロンを使えば、もちろん髪の毛は傷んでいきます。傷んだ髪は「キューティクル」が壊れやすく、枝毛や切れ毛につながってしまうのです。
枝毛や切れ毛が多くなっていくと髪のハリやコシがなくなり、パサついた髪の毛になってしまいます。さらに、髪が細く、弱くなってしまうのでボリュームが出にくく、髪の毛全体の量が減ったように見えてしまうこともあるのです。
また、キューティクルがはがれて傷んだ髪の毛は、育ちにくくなってしまいます。
髪を育てるために必要な毛根からの栄養も吸収しにくくなるので弱りやすく、抜けやすい髪になってしまう恐れもあるのです。
②髪を引っ張りすぎている
ヘアアイロンで髪を巻いたり伸ばしたりするときに、ついつい髪を強く引っ張ってしまうことがあると思います。実はこの動作が薄毛の原因となってしまうことがあるのです。毎日のように髪を引っ張りながらのスタイリングを続けていると、次第に毛根が弱くなってしまい、髪が抜けやすくなってしまいます。
ヘアアイロンでスタイリングをするときには、なるべく優しい力加減で髪の毛を丁寧に扱うよう気を付けましょう。
ヘアアイロンを使うときには、なるべく低い温度で短時間の使用にとどめるように気をつかっていくことが大切です。
さらに、ヘアアイロンを使う前には、ダメージを軽減してくれるヘアミストやトリートメントを使って髪を保護するようにすると良いでしょう。