ホットヨガ後にニキビができやすくなる5つの理由とは
公開日:2017/10/19 / 最終更新日:2019/08/20
ホットヨガは室内の温度を高くして行うヨガのため、たくさんの汗をかきます。これは体にとても良いことなのですが、肌のことを考えると少し注意が必要です。アフターケアを間違えると肌トラブルを招くため、「ホットヨガを始めてからニキビができやすくなった」という人もいるのです。
なぜホットヨガでニキビができてしまうのか、その因果関係やニキビを防ぐケア方法を詳しくご紹介します。
ホットヨガ後にニキビができてしまう理由
≪1.肌が乾燥しやすくなる≫
汗は皮膚の水分や保湿成分を流れ出させるため、汗をかくほど肌が乾燥しやすくなります。肌は乾燥すると角質が硬くなって代謝が鈍くなり、毛穴が詰まりやすくなります。その結果、ニキビの発生へとつながってしまうのです。乾燥によるニキビを防ぐためには、保湿を怠らないことが大切です。ホットヨガ後は優しく肌を洗浄し、しっかり保湿してあげましょう。
≪2.汗と皮脂がニキビ菌のエサになる≫
ホットヨガによって汗をかくと、皮脂も同時に分泌されます。この汗と皮脂は、ニキビの原因菌の大好物。それらをエサとして菌が繁殖するため、ニキビができやすくなるのです。ですから、ホットヨガ後は汗を素早く取り除くことが大切です。くれぐれも汗をかいたまま放置しないようにしましょう。
≪3.タオルが刺激になる≫
汗をかいたらタオルで拭き取るのが普通です。しかし汗で濡れた肌はふやけていて、とてもデリケートな状態になっています。そこをタオルでこすってしまうと角質層がはがれ、炎症が起きやすい未熟な肌となってしまいます。刺激を加えないためには、タオルでこすらないのがポイントです。タオルは肌に優しくあてて、汗だけを吸い取らせるようにしましょう。タオルで吸収しきれない場合は、柔らかいハンカチやティッシュを使うことをお勧めします。
≪4.水分が不足している≫
ホットヨガによって大量の汗をかくと体は水分不足に陥ります。体内の水分が不足すると血液がドロドロになり、酸素や栄養素の巡りが悪くなります。すると肌にも栄養が行き渡らず、肌荒れやニキビの原因となってしまうのです。水分不足によるニキビを防ぐためには、ホットヨガの前後に水分を摂っておくことが大切です。ただし一気に飲まずに、少しずつこまめに飲むようにしましょう。
≪5.冷たい飲み物の摂り過ぎ≫
ホットヨガは体が熱くなるため、冷たい飲み物が欲しくなることも多いでしょう。しかし冷たい飲み物は胃腸に負担を与えるため、飲み過ぎると肌荒れやニキビにつながってしまいます。冷たいものを飲みたくなる気持ちはグッとおさえて、常温のもので水分補給するように心掛けましょう。
ホットヨガでニキビを作らないためにも、これらの点に注意して正しいアフターケアを心掛けましょう。