腰のニキビが気づいたら悪化!? 原因とケア方法を紹介
公開日:2018/07/03 / 最終更新日:2022/07/11
顔や体など、全身のいたるところにできてしまうニキビですが、体の背面にできると気が付かないこともあります。とくに「腰」は、自分では目が行き届きにくい部位でもあることから、気が付いた頃にはニキビが悪化していたということも珍しくありません。ニキビが悪化すると、大きく腫れたり跡に残ったりすることもあるため、できるだけ早いうちに対処することが大切です。
そこで今回は、腰にニキビができてしまう原因とケア方法についてご紹介します。
腰にニキビができるのは乾燥が原因?
腰にニキビができる原因の1つは、「肌の乾燥」です。顔や背中などの皮脂腺が多い部分に比べて、腰は乾燥しやすいパーツの1つ。それに加えて、保湿不足や摩擦などで肌が乾燥状態になってしまうと、肌は自らを守ろうとして過剰に皮脂を分泌します。すると、皮脂が毛穴に詰まって炎症を起こし、ニキビへと発展してしまうのです。
ベルトや洋服の摩擦も腰ニキビの原因に
もう1つの腰のニキビの原因として考えられるのが、ベルトのキツい締めつけや、洋服の摩擦による肌への刺激です。先述している通り、腰の肌はもともと乾燥しやすい部分。ただでさえ乾燥気味でバリア機能が低下している肌に、摩擦などの刺激が加わると炎症が起こりやすくなります。肌に合わない素材の洋服も、肌に刺激となりニキビの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。
腰のニキビのケア方法には「保湿」が必須!
腰にニキビができてしまうと、洋服からの摩擦などが加わって治りにくくなってしまいます。そのため、ニキビができないようにする「防ぐケア」を行うことが重要です。腰のニキビの大きな原因は乾燥なので、肌が乾燥しないように日頃からしっかりと保湿ケアを行うようにしましょう。低刺激のボディローションやクリームを使い、お風呂あがりの清潔な肌に優しく馴染ませるのがポイントです。
また、保湿ケアとともに、生活習慣の見直しを行うことも重要になります。とくに食事はニキビ予防に大きな働きをするため、ビタミンやミネラルなどを積極的に摂取し、バランスのとれた食生活を心掛けましょう。中でもビタミンCは肌のターンオーバーを整えてくれる働きがあるので、ニキビ改善にも役立ちます。
普段は見えにくい部位だからこそ、腰のニキビは悪化しやすいといわれていますが、日頃のケアを継続することで未然に防ぐこともできます。肌を健やかにキープするためにも基本の保湿ケアや食生活の改善を行い、腰のニキビとお別れしましょう。