肌のかぶれはデオドラントが原因? かゆみが出たら要注意!
公開日:2018/07/15 / 最終更新日:2022/06/20
使い勝手が良く、さまざまな種類が販売されているデオドランドは、夏だけではなく年間を通して女性の身だしなみケアに活躍しているアイテムです。しかし、デオドラントを使うと肌がかぶれて、かゆみが出たり肌の調子が悪くなったりということはありませんか?
一体、なぜデオドラントで肌がかぶれてしまうのか、その理由と対策方法をご紹介します。
デオドラントによる乾燥がかぶれの原因に!?
デオドラントには、スプレータイプやクリームタイプ、スティックタイプ、ロールタイプなどたくさんの種類があり、好みや用途に合わせて幅広い中から選べるのが魅力です。そして、このデオドラントの多くには、肌の表面をサラサラとさせるためのパウダーが入っています。とくに、夏場は汗や皮脂などで肌がベタつきやすいため、このパウダーが大活躍してくれますが、肌をサラサラに保って心地よさが得られる一方で、肌を乾燥させてしまうという一面もあります。肌が乾燥するとかゆみが起きやすくなり、そこからかぶれへと発展して炎症を起こすこともあるため注意が必要です。
また、ロールタイプにはアルコールが含まれていますが、これも肌を乾燥させる原因の1つ。アルコール以外にも、多くのデオドラントには防腐剤や冷却剤、乳化剤などの成分が含まれているため、肌が弱かったりトラブルを起こしていたりするときには、使用を控えるのがよいでしょう。
肌のかぶれを防ぐためには、どんなデオドラントを選べばいい?
スプレータイプやロールタイプは、汗や臭いを抑える効果は高いですが、その分刺激も強く肌トラブルを起こす可能性も高くなってしまいます。肌が弱い方や、スプレータイプやロールタイプでトラブルを起こしたことがあるという方は、肌を保湿しながら体臭ケアをしてくれるクリームタイプを試してみましょう。
また、塩化ナトリウムという成分がまれにかぶれを引き起こす可能性があるため、この成分が含まれていないものを選ぶということも1つのポイントです。
汗や体臭が気になったときにサッと使えて、リフレッシュにもなる便利なデオドラントですが、肌に合わないものを使い続けると、かぶれが悪化したりかえって体臭がきつくなったりすることもあると言われています。デオドラントを使用するときには、肌に優しいものを選んだり、1日の使用回数をなるべく少なくしたりと工夫していくことが大切です。デオドラントと上手に付き合って、汗や体臭、かぶれも防いでいきましょう。