皮下脂肪は「肌のたるみ」も引き起こす!? その関係性と対策方法は
公開日:2019/06/26 / 最終更新日:2022/05/20
老け見えの原因になる肌のたるみは、加齢だけでなく皮下脂肪の蓄積によっても発生します。皮下脂肪が増加すると肌がパンと張るようなイメージがありますが、実はその逆で、たるみを引き起こす原因になってしまうのです。肌のたるみと皮下脂肪にはどのような関係性があるのか、対策方法とあわせてご紹介します。
皮下脂肪と肌のたるみの関係とは
運動不足、食べすぎ、代謝の低下などによって皮下脂肪が蓄積すると、脂肪の重みによって肌が垂れ下がります。乳房が大きい人ほどバストが垂れやすくなるといわれていますが、それが顔や体の肌にも起こってしまうのです。
特に顔の脂肪は、一度つくと落ちにくいといわれています。歳を重ねると新陳代謝が衰えて皮下脂肪がつきやすくなりますから、顔のたるみ・老け顔の予防には、早め早めの対策が必要です。
皮下脂肪による肌のたるみを防ぐ方法
筋トレやエクササイズを定期的に続ける
運動不足によって筋肉が衰えると、代謝が低下して皮下脂肪が蓄積しやすくなります。顔であれば、フェイスエクササイズや顔ヨガなどを行って、表情筋を鍛えましょう。表情筋はその上の皮膚を支える役割を担っていますから、鍛えることで脂肪燃焼効果と同時にリフトアップ効果も期待できます。
姿勢を改善する
猫背になると、あごが前に突き出して腹筋が使われなくなるため、全身の筋肉がゆるんで皮下脂肪がつきやすくなります。全身の筋肉を正しく使うために、普段の姿勢も改善するようにしましょう。
できるだけ背筋を伸ばてあごを少し引き、腹筋に軽く力を入れることがポイントです。肌のたるみを防げるうえに、全身のシェイプアップにも役立ちます。
よく噛んで食べる
食事をよく噛んで食べるだけでも、表情筋を使うことができます。顔のたるみの予防・改善のために、1口につき30回ほど噛むようにしましょう。柔らかいものばかりではなく、大きめに切った根菜や肉類など、歯ごたえのあるものを食べることも重要です。
食事量のコントロールも忘れずに
いくら運動や姿勢に気を配っていても、カロリーオーバーな食事を続けていると皮下脂肪が蓄積してしまいます。カロリーが低く腹持ちの良いこんにゃくや野菜などを活用するなどして、食事量も上手にコントロールするようにしましょう。
すでに蓄積してしまった皮下脂肪の解消には、脂肪分解作用のある美容皮膚科でのBNLS注射がお勧めです。
肌がたるむと老けた印象になり、女性としての自信を失う原因にもなってしまいます。スリムな体を保つためだけでなく、若々しくハリのある肌を保つためにも、皮下脂肪対策を意識していきましょう。