食べるだけじゃない!「はちみつ」スキンケアでうるおい肌に
公開日:2016/11/02 / 最終更新日:2019/08/19
低カロリーでヘルシーな甘さの「はちみつ」は、美容や健康に良い食品としておなじみですよね。
食べるだけではなく、乾燥が気になるこれからの時期には、肌に塗って使うことで外側からのケアにも役立ちます。
今回は、はちみつを使った保湿ケアについて、美容皮膚科 シロノクリニック銀座院 徳永真理院長がお伝えします。
はちみつは「天然の美容液」
はちみつには、ビタミンやミネラル、アミノ酸やポリフェノールなどが豊富に含まれています。
これらの栄養素は、食べることで体内に取り込むのも良いですが、肌に塗って使うことで、天然の美容液として活用することもできるのです。
はちみつを肌に塗った場合、以下のような効果が期待できます。
・殺菌効果
はちみつを長期間保存すると結晶化することはありますが、腐ることはほぼありません。はちみつには高い殺菌効果があるためです。このため、肌に使った場合、肌荒れやニキビなどの予防効果が期待できます。
・保湿効果
はちみつは水分量が少ないため、空気中の水分を集める性質があります。肌に使った場合、肌の水分を逃がさず、空気中からも水分を肌に集めるため、肌をしっとりと潤わせる効果があります。
・抗酸化作用
はちみつに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が高いため、肌の老化の原因となる活性酸素の働きを抑えます。
はちみつのスキンケアへの活用法
・入浴剤として
お風呂のお湯に、入浴剤の代わりに大さじ2杯程度のはちみつを加えることで、ボディの乾燥肌対策になります。
・洗顔・洗髪に
洗顔料やシャンプーに数適加えると、泡立ちが豊かになり、洗い上がりがしっとりします。
・化粧水に
いつもの化粧水に数適加えて使うことで、保湿力がアップします。
・リップケアに
乾燥しがちな冬のリップケアには、はちみつを塗ってラップをして数分パックするのがお勧めです。
・はちみつ+蒸しタオルでパック
洗顔後の顔にはちみつを薄くのばして、上から蒸しタオルを10分程度当ててパックします。パック後は、使った蒸しタオルで軽く拭き取りましょう。
保湿効果の高いはちみつですが、敏感肌の方などは、肌に使う前に二の腕などでパッチテストをすることをお勧めします。