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夏にも発症する!「夏の花粉症の種類」その症状

公開日:2017/11/02 / 最終更新日:2019/10/16

大野 由実大野 由実先生

夏にも発症する!「夏の花粉症の種類」その症状

春先に花粉症の症状で苦しむという人は多いですが、夏場にも花粉症に悩まされるという人が増えています。夏場に目のかゆみや鼻水、くしゃみなどの症状が続くという場合には夏の花粉症の可能性が高いといえます。夏の花粉症を引き起こす草花の多くは、背丈の低いいわゆる雑草が持っている花粉によるものです。花粉症によって肌のかゆみや肌荒れなど、美容のお悩みを抱える人も少なくありません。
では、夏の花粉症の症状や気をつけるべきポイントとは、一体どのようなものなのでしょうか?

夏の花粉症の種類とは?

夏の花粉症は、主にイネやブタクサ、ヨモギなどの背の低い草から飛散する花粉によるものです。さらに一部地域ではシラカバの花粉がアレルギーの原因になる場合もあります。こういった植物のアレルギーによって、春の花粉症と同じような鼻水や目のかゆみなどの症状が起こりやすくなります。この中でも、特にイネ科の植物というのは種類が多く、花粉症の症状が出ていてもどの植物が原因なのか特定しにくいことが多いのです。さらに、ひとつのイネ科の花粉症にかかると、他にイネ科の花粉症にもかかりやすくなるというリスクがあることが近年分かってきました。なかにはイネ科花粉症がひどくなることによって、小麦や米のアレルギーを併発するという場合もあるので注意が必要です。

夏の花粉症を防ぐためのコツとは?

花粉症によって起こる鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、肌荒れなどの症状は、体が花粉という異物を排除しようとすることで起こる反応です。花粉症対策には、春の花粉症と同じように花粉を家の中に持ち込まないことが有効です。帰宅したら衣類をはたいて花粉を落としたり、帰宅後すぐにメイクオフしてシャワーを浴びたりすれば、花粉症の症状を軽くすることができます。また、イネ科の植物やブタクサなどの草花はたとえば公園や土手、河川敷などに生えている場合が多いです。春のスギやヒノキのような背の高い木は花粉を遠くまで飛ばすことができますが、夏の花粉症を引き起こす草は背が低いため遠くまで花粉を飛ばすことは出来ません。夏の花粉症を悪化させないためには、花粉症の症状がきつくなるような場所に近づかないことが大切です。

夏場の花粉症を悪化させないようにさまざまな工夫をして、暑い夏を快適に過ごしてください。

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大野 由実

大野 由実先生おおの ゆみ

シロノクリニック恵比寿

豊富な知識と経験に基づく、的確かつ丁寧なカウンセリングが人気。最新技術の更新に積極的で、ドクター陣からの信頼も厚く、指導も兼務。 注入やたるみ治療など、豊富な経験が物を言う治療法を熟知しています。

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