気になる小ジワ撃退!目元ケアのポイント
公開日:2016/09/22 / 最終更新日:2019/08/19
空気が乾燥する季節になると目立って気になってくるのが目元の小じわですね。
目の周りは顔の中でも自然と注目を集める部分。そこにしわがあるだけでグッと老けた印象になってしまうので、しっかりとケアしていきたいですね。
そこで今回は、目元の小ジワができる原因と対策を、美容皮膚科 シロノクリニック銀座院 徳永真理院長がお伝えします。
目の周りの肌はとてもデリケート
目の周りは、顔の中で最も皮下脂肪が少なく、皮膚が薄い上に皮脂腺も少なくなっています。このため、目元はとても乾燥しやすく、外部からの刺激にとても弱いのです。 それに加えて、目は瞳を乾燥させないために常にまばたきを行っています。まばたきの回数は1日におよそ2万回とも言われます。何かを見る時にはピントを合わせるために目の周りの筋肉を使っていますし、目の周りの皮膚や筋肉は常に酷使されています。これも目元の血行不良やしわ、たるみなどの原因となっています。
保湿と紫外線対策をしっかりと!
目元の皮膚はとてもデリケート。だからこそ、他の部分以上に丁寧なケアが大切です。
目元の小じわを防ぐために最も大切なのは、当たり前のことのようですが「保湿」です。
洗顔後に化粧水をつける時、目元にもしっかりとつけていますか? 目の周りにも指で優しく化粧水をなじませてください。化粧水が肌になじんだあとのクリームは、目元には重ね付けするようにしましょう。アイクリームを使うとより効果的です。
乾燥が気になる時は、クリームの前に目元専用の保湿パックを使ったり、美容液を使うのもお勧めです。
保湿以外の部分で気をつけたいのは、「紫外線対策」です。日焼け止めは刺激が強そうだからと、塗る時に目の周りを避けていませんか? でも、目の周りの皮膚はデリケートだからこそ日焼けのダメージが大きくなります。コラーゲンやエラスチンが多い部分なので、紫外線のダメージでしわになりやすいとも言えます。目の周りもしっかりと紫外線対策しましょう。目にしみたり刺激が気になる場合には、赤ちゃん用の日焼け止めなどを活用するのも良いでしょう。
こうした目元ケアに加え、しっかりと水分補給して身体の内側からもうるおいを保つことや、良質な睡眠で肌の状態を保つことももちろん大切です。
きちんとケアして、小ジワの目立たないすっきりとした目元を維持していきましょう。