お疲れ顔にサヨナラ!目の下のクマ解消法
公開日:2016/09/01 / 最終更新日:2019/08/19
過ごしやすい秋の夜長。遅くまで読書やDVD鑑賞も良いものですが、夢中になって夜更かししすぎるのにはご注意を。
「寝不足気味の朝、鏡を見たら目の下にくっきりとクマが!」
……なんて事態はできるだけ避けたいものです。
クマがあると顔色が暗く、疲れた印象になってしまいます。見た目年齢もぐっと老けてしまいそう。
そんな困った「目の下のクマ」の解消法をお伝えします。
目の下のクマってどんな状態?
そもそもクマができているとき、肌では何が起こっているのでしょうか。美容皮膚科シロノクリニック銀座 卯辰哲也院長によれば、目の下のクマは大きく2種類に分けられるのだそうです。
一つは、目元の血行不良によるもの。目のまわりの皮膚はとても薄いため、睡眠不足や疲れ、ストレスなどのために毛細血管の血行が悪くなると、うっ血して黒ずんだ血液が透けてクマとなって見えてしまうのです。
もう一つは、色素沈着によるもの。目元の肌の乾燥や手でこすったりすることによる刺激、
紫外線ダメージなどによって目元にメラニンができてしまった状態です。
目の下のクマを解消するには
質の良い睡眠クマと言えば寝不足と誰もが思うとおり、十分な睡眠はクマ解消にとても大切なことです。
血行不良によるクマの解消に効果的なのはもちろんですが、色素沈着によるクマの解消にも、質の良い睡眠で肌のターンオーバーを整えることが欠かせません。特に入眠から3時間ほどの間は、ターンオーバーを促す成長ホルモンが活発に分泌されるタイミング。ぐっすりと良く眠ることが大切です。血液をサラサラにする食事外食がちで野菜が不足したり、甘いものや油っこいものを食べることが多いと、血液がドロドロになって血行が悪くなりやすくなります。野菜や海藻、きのこなど血液をサラサラにする効果のある食べ物を多めに食べるように心掛けましょう。目元のスキンケアは優しくアイメイクを落とす時にごしごし擦ると色素沈着の原因になってしまいます。アイメイクをしっかりする人は専用のリムーバーなどで優しく丁寧に落とすようにしましょう。また、目の周りの肌が乾燥すると刺激に弱くなるので、アイクリームなどでしっかりと保湿するのも効果的です。血行不良によるクマの改善にマッサージも良いですが、こちらも刺激にならないよう、優しくなでる程度にしましょう。
上記のほかにも、ゆっくりとお風呂に入って血行を良くしたり、きちんと紫外線対策したりといったことも大切です。
クマの浮き上がったお疲れ顔にならないよう、優しく目元の肌をいたわっていきましょう。